市内で唯一残っていた、山に抱かれた木造校舎の船坂小学校は2010年3月にその幕を下ろした。
二年に一度の西宮船坂ビエンナーレで、やはり人気があるのがこの小学校の会場。今年も多くの作家さん達の 作品が 並んだ。
学校の正門を入った所にあるランチルームでは、土日にはランチの提供もあり、船坂産の手作りジャムやらっきょうも並ぶ!!
<IKIRO – Be alive> 鈴木貴博さん
鈴木さんの「生きろ」プロジェクト・・・今年は 、校庭に「生きろ」の旗がたなびいた。
<見える風 聞こえる風> 野口美香さん+玉置りささん
夏休み中にしたワークショップで作ったたくさんの風鈴が風にそよいでいる。 この廊下に吊るしきれず、木にも吊るされていた風鈴が軽やかな音色を奏でてくれる。ワークショップに参加された皆さんは、ご自分の風鈴、見つけられましたか??
<「人」と「間」> 肥後有紀子研究室(武庫川女子大)
<永遠と一日> 小林俊哉さん+サミラホダエイさん
イランからは入国できないサミラホダエイさんのモノクロの写真と小林さんのカラフルなバラの写真が壁面いっぱいに。
<ふね、まやにのぼる> 岸井大輔さん+藤城光さん+とちあきたいようさん
教室には、「ふね、やまにのぼる」の行程表と地図が主の到着を待っていた。
西宮浜に打ち上げられた流木で作った舟を西宮神社でお祓いしていただき、船坂まで運んで上がろうという プロジェクト。20日21日でここまで舟の形になって来た。22日には御前浜まで運ぶ。1時間でもいいので一緒に舟を山に運んで下さるボランティア募集中!!詳しい工程は、こちらのサイトで!!
<MOULDED FIGURE> Erosso Istvanさん
<竹林> 井上雅人研究室+森本真研究室(武庫川女子大)
教室に出現した竹林・・・窓際には小さなクッションがあり、なぜか小学校4年生にこだわったノートが・・・
<To Be Title> 李郁さん+劉波さん
<火垂るの再生> Johne Barrさん
<歩> 前畑温子さん
< sound of knowledge> Dodo Schieleinさん
紙をそっとなでて下さい。
凡人ユニットさんの ドローイングロボットは蓬莱峡の作品と連動しているらしい!!
昨日、蓬莱峡の貨車の窓の日よけを上げ下げした私の動きが この管理日誌の鉛筆書き???
<時の小屋> 馮 峰さん
<内と外 見えないもの> 有坂ゆかりさん
理科準備室のスチールの棚に 準備室にあった道具と有坂さんの絵画が並んでいた。
<Funasaka Symphony > Torsten P Bruchさん
<絆のドローイング 体内記憶> 吉田和代さん
夏休みに行った体内記憶のワークショップの作品やこれまでのワークショップで子ども達が描いた体内記憶の絵が並ぶ。
<半分になった教室での実験> 東亭 順さん
磨き抜かれ光っている床を見て「入ってもいいの??」と一瞬ためらう小さな教室に マスキングテープを貼り重ねたという等高線のような作品が。。。 この、ためらう行為そのものも作家さんの意図?らしい
<The Fields Are Soft And Green> Michael Kressさん
<巣立ちの部屋> 古巻芳和さん+TeNさん+井上真喜さん+夜間工房さん
廊下に歌声が聞こえてくる教室。扉を開けると・・・・。一瞬意表をつかれ、その後心の置くからじんわりと感情が沸きおこってきた。
<物 皆ナ一点ニ集マル> 麻谷宏さん
<船坂×沖縄 寒天プロジェクト> スタジオ解放区
船坂で寒天作りが盛んだった頃、寒天の材料として沖縄の海藻を仕入れていたという話からこの「寒天プロジェクト」が始まった。