2020年12月9日の朝日新聞の記事に、和ろうそくの記事を見つけた。
風前の灯であった和ろうそくだが、このコロナ禍で見直されている・・・という内容だったが、そこにつけられた「和ろうそくの主要な生産地」のマップの中に、兵庫県西宮市の文字があった。
西宮でただ一軒、創業時より和ろうそく>>を作り続けているのが、今津水波町にある松本商店。
その松本商店の松本恭和社長に一番最初にお話をお聞きしたのは、もうずいぶん前になる。(松本恭和さんのインタビュー記事(2009年)はこちら➡︎)
その後も、折に触れて取材させていただいてきたが、和ろうそくの炎の揺らぎ、絵付けをした絵ろうそくへの熱い思いをお聞きしてきたので、今回のような記事に触れると我が事のようにうれしい!!
そして、マップに西宮市がきちんと入っていたこともうれしい!!
コロナ禍という不安な時代を生き抜いていくには、やはり人は何かしら心の余裕が必要となり、和ろうそくの独特な炎の揺らぎが人の心を安らがせるのだろうという。
家業を継いだ当初は、どちらかといえば否定的だった伝統的な製法(清浄生掛け.しょうじょうきがけ)のすばらしさを改めて感じ、和ろうそくの炎の持つ美しさに魅せられていった松本社長は、今も新しい商品を開発しながら、伝統的な清浄生掛けを守っている。
久しぶりに、私も買い求めに行こうと思った(^_-)-☆