西宮市小松南町2−2−8 0798ー47ー6613
岡太神社は西宮市内でも古い由緒ある神社。御祭神は天御中主大神(あめのみなかぬし)でイノシシの狛犬が社を守っている。
狛亥が鎮座したのは、毎年正月9日夕方に恵美須大神が岡太神社で高潮や洪水等の災害を未然に静止して五穀豊穣をもたらす静止打神事(ししうちしんじ)をされると伝えられ、この神事の妨げにならない様に斉籠(いごもり)をする風習がかつてあったからだそうです。
静止(しし)を猪にかけて、猪は恵美須大神の使いとされ、この昔話を後に伝えるために静止(猪)の狛犬が設置されている。
また、平清盛の長男・重盛の墓と伝えられる石塔もある。
イノシシの狛犬がいる神社は、和気清麻呂に関係する神社に多いようだが、日本神話の神々の筆頭に位置づけられている天御中主大神(あめのみなかぬし)をご祭神の岡太神社(おかた神社)にも鎮座している。