えびすさまが海から上がった鳴尾から、西宮神社に起こしになったという由来にちなんで、神社から御輿屋(おこしや)跡地まで神輿や浴衣姿のびわ娘が行列するおこしや祭りが今年も14日に行われる。西宮神社では神楽の奉納や びわの無料配布もおこなわれる。
「鳴尾の浜の漁師の網にかかったえびすさまの夢のお告げで、漁師達がえびすさまをかごに乗せて西の地へ案内している途中でえびすさまは居眠りしてしまいました。なかなか起きられないえびすさまに困った漁師達はえびすさまのお尻をつねって目を覚まさせて、その場所からもう少し西の今の西宮神社の地に無事到着ししました。」と言う由来のお祭りで、その時えびす様のお尻をつねった場所が43号線の近くにある御輿屋跡地。
季節の果物の枇杷をお供えすることから「びわ祭り」とも言われたり、この夏初めて浴衣を着ることから関西で一番早い「ゆかた祭り」ともいわれている。
日時 6月14日 午後2時~午後9時30分
会場 西宮神社 西宮市社家町1-17(阪神西宮駅南西)
<雨天の場合は行列は中止し、本殿祭典のみ斎行>