外国語の翻訳ボランティア募集!!

兵庫県で活躍するNPOやNGOが東日本の被災地に入って
現地で活動する団体の後方支援をしていますが
そんな中で、多言語センターFACILさんが
福島県災害ボランティアセンター通信『はぁとふるふくしま』(http://www.pref-f-svc.org/)を
5言語(英語、韓国・朝鮮語、中国語、タガログ語、ポルトガル語)の翻訳するお手伝いをされています。
分量も多いので、毎週、一言語につき3~4名の翻訳者の方やそれをチェックする体制を作っておられますが
特にタガログ語(フィリピン)とポルトガル語の翻訳者が足らないようです。
もちろん、中国語、韓国・朝鮮語の翻訳協力者もまだ必要です。

もし、お手伝い出来るよ!!とおっしゃる方がおられましたら
ぜひ下記までご連絡お願いいたします。
***********以下、活動内容です**************

多言語センターFACIL (http://www.tcc117.org/facil/index.html)と、
特定非営利活動法人エフエムわぃわぃ (http://www.tcc117.org/fmyy/index.php)では、
オックスファムジャパン (http://www.oxfam.jp/)、BHNテレコム支援協議会 (http://www.bhn.or.jp/)、
大阪大学グローバルコラボレーションセンター (http://www.glocol.osaka-u.ac.jp/
と連携して、3月11日の災害発生直後から、外国出身の住民など少数者への
視点でコミュニティラジオを活用した以下のような活動に協力しています。

●多言語情報提供について
・東北地方太平洋沖地震多言語支援センター(3月12日から4月30日まで開設)
http://tabumane.jimdo.com/)の翻訳・通訳ボランティア募集への協力
・地方太平洋沖地震多言語支援センターのちらし/ポスターの作成および広報協力
・各種震災関連情報の多言語翻訳および音声化したデータの提供

●ラジオ支援について
・被災地の災害臨時ラジオ局やコミュニティラジオ局、国際交流協会などへ、
必要に応じて、ラジオ受信機、ラジオ放送のための各種機材、パソコンなど
の調達・配布および設置協力

●外国人コミュニティのネットワーク支援について
・ スペイン語圏中南米の自助組織「ひょうごラテンコミュニティ」の地震発生
直後からの、ラジオ、FACEBOOK、スペイン語情報誌「LATIN-@」
http://www.latin-a.com/)を活用した情報提供と相談活動への支援
・ タガログ語関連のフィリピン人コミュニティの情報提供(音声/ペーパー)
および相談活動などへの支援(奥州市国際交流協会と連携)

 

お問い合わせは、YOSHITOMI Shizuyo さん E-mail: yoshitomi@tcc117.org

 

子どもたちの心

阪神間NPOやボランティア団体も
この二ヶ月でたくさんの人や物を送り込んで来ています。
その、ほんの一部をこれまでにお伝えして来ましたが
こういった、団体への支援もまた必要になって来ます。

そんな団体の活動で現地に行かれた看護士さんのレポートの一部です。
少し、つらいですが読んで下さったらうれしいです。
(こんな状況が、あちこちに数えきれないほどあるのでしょうね・・・)

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温かい暖房のある図書館は床はコンクリートですが、
本棚の間の通路に寝袋で寝かせて頂き、有難かったです。

短い時間ながら避難者さんとのお話を聴く時間がありました。
到着1日目、「看護師さんなら是非見て頂きたい子供が居る」
との事でお話を伺うと、ずっと頭痛が続いている女の子でした。

ゆっくりと話を聴いて欲しいと希望もあり
空き室のカギを借りてじっくり関わりました

心が精いっぱいなのは子供も一緒でした。
話しを聴いてくれる大人をもとめています。
避難所を離れる人との環境の少しの変化も強い不安になっています。

小さな身体で手足が冷たくて、身体全体が冷えていました。
あったかい毛布に小さい身体をくるめて、
優しくゆっくりとマッサージをしながら聴きました。

眼がはれるほどの涙が出たあと「少し楽になった」と話して自分の布団にもぐりま
した。
翌朝、もう一度気になって「おはよう」の挨拶に
「今日は眠れたよ、ありがとうございました」の言葉に
13歳の子供に大人のような頑張りを感じました。

元気になった日、お母さんと一緒に家の片づけに行ったようですが、
疲れた顔のお母さんに聞くと、
「あんまり片付けなんてしてくれなかった、遊んでばっかりだもの。ほとんど私1
人だった」とのお話。
「だって・・怖くてできなかった・・・思いだすんだもの・・」
と中1と小3の2人。

お母さんもわかっているけど疲れているし、連れていくのでしょう

『怖いよねー思い出しちゃうねー』 と子供と一緒にうなずいて手を握った。
朝には移動をして夜遅くに戻る生活を数日の後、
◯◯中学に泊まることになってしまいましたが
がんばっている子供に毎朝声をかけました。

日曜の朝「今一番したいことは何?」と聞くと、
首を振ってあきらめた表情で小さい声で「どこかに・・とにかく行きたい」
と話してくれました。

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文部省のこんなサイトも立ち上がっているようです。
http://manabishien.mext.go.jp/

ボランティア派遣

東日本大震災から二ヶ月が過ぎました。

今回は、あまりにも被害の範囲が広く災害が大きかったので
最初の頃は『素人が行くべきではない!!』というアナウンスが大きく
被災地に入ったボランティアの数は
阪神淡路大震災の時に比べて、本当に少ないようです。
現地では、ボランティアを必要としています。
連休中はまだ少し多かったようですが
まだまだ、人手が足りないようです。
わずかに残った家屋も、油まみれのヘドロが床下に入り込み
それをまずかき出さないと住める状態にはならないのですが
高齢者の力では遅々として進まないようです。

関西からは遠いですが
兵庫県からボランティア派遣のバスが出たりもしています。
まだまだ、先が長い支援が必要だと思いますので
下記のサイトなども参考にして下さいね。
http://www.hyogo-vplaza.jp/

阪神間NPOやボランティア団体も
この二ヶ月でたくさんの人や物を送り込んで来ています。
その、ほんの一部をこれまでにお伝えして来ましたが
こういった、団体への支援もまた必要です。

災害現場の報告会<市民活動情報センター>

災害現場へ入ったNPOやボランティア団体の活動報告の場も
あちこちで開かれるようになって来ましたね。
なにしろ、被害の範囲が広いので、地域によって現状はいろいろ違うようですね。

今日は、ネットで見れる活動報告をご紹介しましょう!!

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市民活動情報センターです。

■「東日本大震災の震災現場からの報告会 ~今後の希望に向けて~」
(市民活動情報センターで4/30に開催)

報告会での配布資料や、当日の様子の録画ビデオなどを
ホームページに掲載しております。

http://www1m.mesh.ne.jp/~sic/saigai110311/

震災現場の「現実」を少しでも知り合い、今後の希望に向けた議論を
行うために報告会を開催しました。
少しでも何らかの形でお役に立てましたら幸いです。
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■市民活動情報センター「東日本大震災の災害と応援活動の情報」
のホームページ  http://www1m.mesh.ne.jp/~sic/saigai110311/
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被災地の臨時ラジオ局

西宮のさくらFMが出来たのも、震災がきっかけでしたね。
地域の情報を伝えるために、東北地方の被災地では次々と臨時の ラジオ局が
立ち上がっている ようですね。
その動きを支えているのは「神戸のFMわいわい 」

そのFMわいわいからの活動報告をご紹介しましょう!!

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3月11日以降の被災地支援活動を少しまとめて報告します。

東日本大震災の被災地で臨時災害ラジオ局が次々に立ち上がっています。今月中旬には南三陸(宮城県)、陸前高田(岩手県)にも立ち上がる予定です。

FMわぃわぃ、多言語センターFACIL、AMARCジャパンのたかとりコミュニティセンターの3団体は、東京の国際協力NGOのオックスファム・ジャパンとBHNテレコム支援協議会と協力して臨時災害ラジオ局など被災地のラジオ局の支援を続けています。

被災地には政府やメーカーなどが4万台以上のラジオ受信機を救援物資として送っているのですがなぜか「ラジオ受信機が足りないんです」という声が被災地でどこに行っても聞こえてきます。

20,000台のラジオ受信機をオックスファムジャパンを通して香港から調達して最初の5,000台を2tトラックとワゴン車で4月22日から宮城県内でまず配布を始めました。続いて岩手、福島、茨城に配布を続けます。

ラジオ受信機の調達には、あの「満月の夕」のソウフフラワーユニオンの面々も協力してくれています。すでに南相馬、亘理、岩沼のラジオ局に400台を送ってくれました。

さらに、5月3日から5日に鉄人前広場で開催予定の「私のラジオを被災地に届けてね!キャンペーン」(主催:FMわぃわぃ、長田区役所など)で寄せられたラジオも現地に届けてきます。

引き続き、ラジオ受信機を集めていきますので、是非とも協力のほど、よろしくお願いします。

ラジオ受信機とともに、臨時災害ラジオ局で放送するコンテンツの支援も行っています。被災地には、神戸に比べて少ないものの、外国人住民が暮らしています。農村、漁村に花嫁として海を越えてやってきた韓国人、中国人、フィリピン人などです。

多言語センターFACILとFMわぃわぃでは、3月11日の災害直後から、救援情報を多言語音声化してインターネットで配信するとともに、各臨時災害ラジオ局にCDを直接持参し、外国語の放送時間を設けてもらうよう働きかけています。

中には、すでに在住外国人がラジオ放送に参加しているラジオ局もありました。16年前から着実に社会は進んでいます。

また長田区社会福祉協議会を通じて福島県災害ボランティアセンターの情報誌『はかとふるふくしま』の多言語化をスタートし紙媒体だけでなく、県内の臨時災害ラジオ局などで放送していくように働きかけていきます。

さらに、民話や童話を朗読CDもAMARC日本のメンバーが作成し、夜の放送用などの放送コンテンツとして届けています。

一方、阪神淡路大震災で毎日の活動に追われて我々が後回しにしがちだったのが震災の記録。そこで今回、臨時災害ラジオ局の毎日の放送内容を何としても記録に残しておくためにラジオ局を訪問し、同時録音用の機材の設置も行っています。

そして、その管理を仙台メディアテークにお願いしています。必ずやいつか市民の財産になると確信しています。

南三陸、陸前高田の臨時災害ラジオ局については送信機や放送機材、放送スタッフのトレーニングなどの支援もしていく予定です。

次は5月5日から9日まで宮古、釜石、大船渡、盛岡、花巻、奥州、気仙沼の臨時災害ラジオ局や国際交流協会、カトリック教会などを訪問します。

今回からモルディブで国営ラジオ向け防災研究を一緒にやったSEEDS ASIAの仲間も加わります。これまで一緒に防災、災害支援の活動をしてきた仲間たちと力を結集していきたいです。

個人的には、復興期のコミュニティ再建に貢献するコミュニティラジオのノウハウ支援が今後できないかなと思っています。

福島は、南相馬の臨時災害ラジオ局をJVC(日本国際ボランティアセンター)が支援していて
その相談に乗っています。

臨時災害ラジオ局がインターネット放送をできるようにして遠方に避難している南相馬の人たち、に届けるべくいま動いています。
少し時間がかかりますが仮設住宅に移られたときに、ふれあいセンターなど(できれば各戸)で
故郷の臨時災害ラジオを(お年寄りにも)簡単に聴けるような仕組みをつくれないかなと知恵をしぼっています。

以上、これまでの活動報告でした。

4/30のいわき市で・・・

いわき市で移送サービスをしている神戸のNPOの活動報告の一部です。

こうして、地道にその土地のニーズに合わせて活動してます!!

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兵庫県移送サービスネットワークです。

田村市、いわき市の送迎支援の状況を報告します。

今、田村市では送迎は安定しニーズも余りありません。北海道の団体が応援に入っていただいていますがニーズも伸びていません。

いわき市では月曜日から2経路(月・水・金)(火・木・土)の定期路線を運行していますがまだ周知されていないのか乗車は少ないです。もう一台はフリーでいわゆる移送サービスを行っているのですがこれも1日1から2件にとどまっています。

いわき市の災害ボランティアセンターと打ち合わせしましたが、居てくれるだけで地域が安定しているとまあ慰めの言葉をいわれ少し納得しながら活動しています。やはり、いわき市、田村市とも車で避難された方が多く今までの災害とは少し様子が違うようです。

そういう中、福島県の災害ボランティセンターの情報でいわき市、田村市の送迎ボランティアが取り上げられ他の地域の社協から田村市社協に問い合わせが殺到しているようです。当初、福島県の災害ボランティアセンターから送迎支援の確認を各市のボランティアセンターに打診したところ、唯一手を上げたのが田村市でした。

そこで、北海道の代表と打ち合わせしGW明けにも田村市のスタッフ2名と車両1台を隣の二本松にし、支援いただけることになりました。

田村市は安定し、いわき市、二本松市から応援が出せるということで車両2台はそのままで人員は地元の方で運行することにしました。

そこで、新たに車両(福祉車両ではなくセレナ・ノアくらいのワゴン車)と人員(福祉車両運転者ではなくても可)の協力をお願いします。

現地までの交通費、滞在費は当方で出します。車両は最短で5月末、最長で6月末まで人員は1クール2週間、現地は地域の方に大豪邸

をお借りしていますので普通に生活ができます。どうぞ、ご支援よろしくお願いします。