山本清記念財団(旧山本家住宅)

山本清記念財団

1938年(S13年)に建てられた阪神間モダニズムの建築物としても注目される和洋折衷の建物。
設計は武田 五一氏の薫陶を受けた岡田 孝男氏(茶室研究家としても有名)。
この家の初代の主は鳥取県出身の鉄山経営者、近藤寿一郎氏で、見積で最高額を出した業者に依頼したという。
実業家の山本清氏が、昭和41年からこの屋敷に住み、5代目当主としてこの建物をこよなく愛した。

山本清記念財団

阪神淡路大震災で様々被害はあったが、重大な躯体への被害がなかったことから、平成6年に亡くなった山本氏の遺言に基づき、結善町の邸宅と収集した美術工芸品などを後世に残そうと平成10年に財団法人・山本清記念財団が設立された。

約400坪の敷地に庭園や茶室、和洋折衷の建物があり、国登録有形文化財になっている。

現在、様々な文化教室なども開催されていて地域の交流の場ともなっている。

平成22年 「ひょうごの近代住宅 100 選」に選定
平成23年  西宮市より都市景観形成建築物の指定

兵庫県の近代歴史遺産にも登録されている。

国の登録文化財となっている建物や茶道具、漆器、絵画など応接に展示されたコレクションなどは見学が可能となっている。
—-見学開館情報——
開館時間 10:00~16:00(入館は15時まで)
入館料:200円
休館日:日曜・月曜・祝日
お問い合せ:0798-73-6677
住所:西宮市結善町1番24号
ホームページ>>
見学希望の方は要予約

詳しい建物の説明はまちたび西宮に収録されている「夙川の阪神間モダニズム建築めぐりPART1【旧山本家住宅】」を参照。

投稿日時 : 2020-09-18 14:17:15

更新日時 : 2022-10-01 12:46:37

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
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