産所町あたりには、その昔傀儡師(かいらいし・くぐつ師)と呼ばれる人形繰りを生業とする人たちが住んでいた。
傀儡師は西宮神社の雑役奉仕のかたわら、神社のお札を持って諸国を巡り、えびす信仰を広めるために、首から下げた箱の中の人形を踊らせて回ったという。
えびすかき、えびす回しと言われ全国に広がった。
今でも、全国にえびす様をお祭りしている神社がある。
また、えびす様の「御神影(おみえ)」を配っている配札所はこちらから➡
産所町に長く住んだ傀儡師が祖神としていた百太夫神社>>は、この地から傀儡師の姿が消えた後、西宮神社の境内に祀られている。
人形浄瑠璃の源でもあり、西宮発祥ともいわれる人形操りの伝統芸能は明治時代には西宮から姿を消していましたが、人形芝居えびす座として、人形操り発祥の地西宮を広く知らしめようと活動をはじめています。
人形芝居戎座のえびす舞いの動画はこちら➡