今津浜に注ぎ込む新川と東川の排水機場も統廃合され、新しい防潮堤なども造られて行く整備計画が進んでいるが、その一環で新しくできた水門の建設に伴う今津灯台の引っ越しが、2023年9月1日の早朝に行われました。
運搬用の台枠と合わせて4.5トンほどの灯台は、大型クレーンで台船に乗せられて、対岸までおよそ200メートルほどの船旅。午前9時頃に引っ越しは完了しました。
新しく今津灯台が設置される場所の周囲は、年内をめどに公園として整備され、今津灯台は早ければ来年2月に点灯、灯台の仕事に復帰するとのことです。
なお、これまで緑色の灯色でしたが、対岸に移ったことで赤色に変わる見込みです。
(写真・文:小嶋あきら)
今日の引っ越しに先立って、先月今津灯台の消灯式も行われています。