和ろうそく

木ろうを原料に清浄生掛けで一本ずつ作る和ろうそく

文化・芸術

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和ろうそくってご存知でしょうか??
今はパラフィンで作る西洋ローソクの方が身近にあるのですが、全国で30軒程しかないという和ろうそくを作る店が今津にあります。
西宮市今津水波町にある松本商店。

和ろうそくとは、植物のハゼの木の実の油(木ろう)を使って、一本一本『清浄生掛け(しょうじょうきがけ)』という製法で手作りします。
(大量に作るときは型に流して作る『型流し』もあります。)

そしてその特徴は、パラフィンで作る西洋ろうそくと違って、炎のゆらぎがあることだそうです。
「風がなくても、炎が揺らぎます。炎の表情が変わるんです。それはまるでろうそくが語りかけてくれているように感じられます。」

松本商店では、今でも『清浄生掛け』にこだわり、出来上がった和ろうそくに一本ずつ手描きで絵付けまでされています。
松本商店

なんとか和ろうそくの文化を守りたいと、新しい商品を出す試みも次々にされている松本恭和さんは、和ろうそく作りの魅力をこう語ります。

「原料の木ろうというのは、いつも同じ状態ではありません。気温が高くなると軟らかくなりますが、冷夏の時は逆に硬くなります。ろうそくの芯は、下請けのおばあちゃんとかが作ってくれるのですが、和紙にイ草を巻きつけていくという、一つ一つが手作りなんです。だから太さはまちまちで、それを同じ太さのろうそくに仕上げないといけないのですから、かなりの熟練を必要とします。和ろうそくは人間と一緒です。会話しながら、一本一本丁寧に作り上げなければならないのです。」
松本商店

手作り手描きの和ろうそくは値段もそれなりになりますが、季節のお花が描かれた和ろうそくはお供えのお花の代わりもしてくれるといいます。そんな使い方もあるのですね・・・。

松本商店のWEBサイト➡︎

松本恭和さんのインタビュー記事(2009年)はこちら➡︎
松本商店

著者 : 編集部|J

投稿日時 : 2019-02-12 11:47:28

更新日時 : 2019-02-12 14:23:42

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