2011年の東日本大震災以来、東北支援ということで様々なことをされてきているが、東北では西宮神社の福男選びを参考にしたイベントも始まっている。
一つは東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県釜石市の「韋駄天競争」
この韋駄天競争は平成26年から始まっているが、節分行事に合わせ、同市の市街地から避難所になった高台の寺までを競争するというもの。
もう一つは宮城県女川町で3月に行われている「津波伝承 女川復幸男(ふっこうおとこ)」
女川で開催されている復興祭の前日の午後3時32分に開催されるが、実は女川町に津波が到達した時間だという。
これも市街地から、高台にある神社までを駆け抜ける。
西宮神社での開門神事・福男選びでA・Bグループに入った人がつけて走る黄色い軍手は東日本大震災後「東北の被災地にエールを送る」という思いを込めて使用し始めたが、現在では東北でのイベントでも使用され「西宮と東北をつなぐ絆のシンボル」となっている。
これまでにも、様々な交流がされてきたが2019年の開門神事には、「新春・韋駄天(いだてん)競走」の女性部門で17年、18年と2年連続の「福女」に輝いた阿部美由紀(あべ・みゆき)さんが、境内での門抑え役をされるという。
十日えびすにお参りの時には、赤門を入ってすぐ左にあるブースでチャリティーグッズが販売される。(時間帯によってブースが閉まっている場合は、社務所案内所にて販売)
収益は全て義援金として寄付されるのでご協力ください。