四国八十八ヶ所・・・四国にある空海(弘法大師)ゆかりの88ヶ所のお寺を巡るのですが、江戸時代に四国まで行けない人のために・・・と作られたのが『甲山八十八ヶ所』です。その頃、全国あちこちのお寺で、このようなミニ巡礼場を作っていたようですね。
<最近、朝日新聞の『まだまだ勝手に 関西遺産』というコーナーで甲山八十八ヶ所が記事なったようで、西宮流にもこれに関連してお問い合わせが入ったりしましたので、改めてまとめてみました>
甲山の中腹にある『神呪寺』の場合は、神呪寺より少し下の方から1番札所が始まり神呪寺周辺の約2キロをめぐり、88番目が階段を上がった神呪寺の境内になります。四国八十八ヶ所から各札所の砂を持ち帰り「甲山八十八カ所」が作られたようです。
このルートは、一部、車道で分断されているところがあったり、少し足元が滑りやすいところがあったり、たまにはイノシシと遭遇することもあるので注意が必要ですが、天気のいい日に歩いてみてはいかがでしょうか??
神呪寺に行かれたら、甲山八十八ヶ所の簡単なMAPがいただけます。
あんなとこ、こんなとこも歩きますよ。。。。。。。
こちらの記事も参考にしてください。➡
実は、西宮にはあと二ヶ所、八十八ヶ所巡りができるところがあります。
(もし、まだほかにもあるよ!!ということでしたら、教えてくださいね。)
一つは、門戸厄神東光寺。ここは小さなお庭のようなところで巡ります。
そして最後の一つは、鷲林寺のお大師さんの足元にある八十八ヶ所です。ここが一番短い八十八ヶ所ですね。お砂ふみ・・・と書かれていました。