白鹿ブランドの辰馬本家酒造直営のショップ&レストランが4月12日のオープンに向けて最終工事が急ピッチで進んでいる中、報道各社へのプレス発表が本社内にある宜春苑(ぎしゅんえん)で 行われた。
2001年に誕生した『白鹿クラシックス』は、江戸~明治の3つの蔵を活用した建物だったが、瓦と白い壁で酒蔵をイメージさせたおしゃれな建物に生まれ変わり、4月12日オープンを迎える。
「木漏れ日のある酒蔵」をコンセプトに、親子三世代がハレの日を楽しんでいただける場とし、花と日本酒と料理の融合をテーマにしています。日本酒のメーカーとして、お客様に直接語りかけることができる場と考えています。地域の方々に使っていただき、お酒の表現方法なども皆さんと一緒に考えていきたいですね。」と辰馬健仁社長。
設計を担当されたのは、森鴎外記念館などを手掛け数々の賞もとられている陶器二三雄氏。
「白鹿の発祥の地でもあり、昔は海岸べりの雑木林などもあった場所という事で、酒蔵のDNAを活かすことを考えました。中からは外の雑木林が見え、四季を感じていただけると思います。」
駐車場も入れた総面積約2056㎡には、回りを木々で囲まれた新しいショップ&レストランになると言う。最大40名ほどが入れる貸し切りできるバンケットルームもあり、各種会合には活用しやすいスペースもできる。
ディナーコースはメイン料理の入れ替えで、4000円~5200円までの4コース。
ランチも、メイン料理の違いで1680円~2980円。この他に一品料理もある。
『この場所でしか・・・』『この時期にしか・・・』『蔵元直営でしか・・・』
ショップでは、クラシックス限定の量り売りのお酒や、蔵元ならではの酒粕や甘酒を使った食品などを中心に、ちょっとした手土産からギフトまで、厳選された数々が並ぶ。
白鹿クラシックス
住所:西宮市鞍掛町7-7
電話:0798-35-0001(レストラン)
0798-35-0286(ショップ)
定休日:火曜日