『無名の彫刻:西宮』というフェイスブックページが昨年夏ごろから始まっているのはご存知でしたでしょうか??
西宮市が企画し「市民生活を支えている稼動施設や、過去に支えていた休止施設など、西宮市所管施設を題材に撮影した写真アートを用いて、日々の生活に不可欠な施設の魅力を発信するものとする。」 というコンセプトで、普段市民の目に触れない施設などの写真が発信されています。
今回は、一般市民に写真撮影の機会が解放されました。
場所は、もう浄水場としての役目は終えた鯨池浄水場。
あいにくの雨と言う天気になりましたが、事前申し込みで選ばれた10人ほどの方々が集まり熱心に思い思いの場所を撮影しました。
浄水場とは、河川から取水した水や地下水などを浄化し、上水道へ送るための水道施設です。
鯨池浄水場は、1953年から地下水の取水を始め、その後、百間樋かんがい用水路から取水した武庫川表流水を新たに水源に加え1964年から浄水場として稼働していましたが、現在は浄水処理は停止しています。
場内には役目を終えた沈殿池やポンプ施設、配水池、そして片隅にはポンプの部品やメーターが置いてあったり、使えなくなったパイプなどが積みあがっていたり・・・・・参加者は思い思いの被写体と向き合っていました。
きっと素敵な写真が、いろんなところから発信されていくことでしょう!!
今後、時々このような撮影会が募集されるようです。
ご興味のある方は、上記のフェイスブックページや西宮市のホームページ、市政ニュースなどをチェックしていてくださいね!!