船坂の住民の方から、モリアオガエルの情報をいただきました。
自然が豊富な西宮では、甲山周辺や六甲山系周辺ではモリアオガエルの卵がこの時期目撃されます。
モリアオガエルをWikipediaで調べてみました。 (最終更新 2013年3月25日 (月) 22:15)
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日本の固有種で、本州と佐渡島に分布する。離島については、伊豆大島に移入種として分布している。四国と九州の分布ははっきりしていない。
非繁殖期はおもに森林に生息するが、繁殖期の4月から7月にかけては生息地付近の湖沼に集まる。成体は他のカエルと同様に肉食性で、昆虫類やクモ類などを捕食する。いっぽう、天敵はヤマカガシ、イタチ、アナグマ、タヌキなどである。
モリアオガエルの生活史の特性は、特に産卵生態によって特徴付けられる。カエルは水中に産卵するものがほとんどだが、モリアオガエルは水面上にせり出した木の枝などに粘液を泡立てて作る泡で包まれた卵塊を産みつける。泡の塊の中に産卵する習性は多くのアオガエル科のカエルで共通しているが、モリアオガエルは産卵場所が目立つ樹上であること、日本本土産のアオガエル科のカエルでは他に泡状の卵塊を形成する種が地中産卵性で小型のシュレーゲルアオガエルしかいないこともあって特に目立った存在となっている。
これまでにも船坂では、山口中理科部が船坂の池から卵を持ち帰り学校でかえるに成長させて、再び船坂に帰す活動が行われているそうです。これは、池にいる天敵のイモリな
今回は、二年前に閉校となった船坂小学校のプールの傍で卵が見つかっています。きっと、子ども達の歓声の消えたプールを、安全な産卵場所として選んだのでしょう。
住民の皆さんが、産卵を見守って下さっています。
油断すれば消えていく自然を守る一歩は、自然への関心のような気がします。