大正13年(甲子の年)に完成した阪神甲子園球場は、阪神タイガースの本拠地であると共に、高校球児の憧れの聖地でもある球場だが、2019年でちょうど95周年となる。
95 周年記念事業として、球場外周の装飾や記念グッズの販売、センバツ大 会での映像放映、外周で開催されているグルメキャンペーンなどが開催されているが 、歴史館では7月 30 日(火)から阪神甲子園球場の歴史を写真で振り返る特別展示も予定でされている。
今年は、甲子園歴史館の入館者限定として、8月1日〜8月25日の間の先着6万名に「甲子園の土」使用キーホルダーがプレゼントされることが決まった。
今年の夏の大会は、新元号「令和」で迎える最初の大会であることから「大正」か ら始まる夏の高校野球の歴史を各元号(大正・昭和・平成) ごとにパネルや展示品で振り返る。
また令和“初”の大会に ちなみ、大会“初”優勝、“初”の決勝戦満塁本塁打といった 夏の高校野球の“初”の出来事を紹介。更には、「令和」の時 代を担うプロ野球選手の甲子園での活躍などが紹介される。
同時に、歴史館の中の体験型コンテンツとして人気の高い「ドラフト体感コーナー」もリニューアルされる。
このコーナーは、タッチパネルで入力し選択した「名前」「所属」「指名球団」「ポジション」を 基に、ドラフト会議時に表示される画面と同様にモニターに表示されるもの。
今回のリニューアルでは、モニター表示時に選択した指名球団によってアナウンスが流れるようになる。
アナウンスの音声はドラフト会議と同じ、関野浩之さんの声で収録されており、ドラフト指名選手の気分をよりリアルにお楽める。