堀江オルゴール博物館

財団法人として1993年に苦楽園四番町に開館した。

クラブ化粧品の中山太一氏が建てた太閤閣(大阪市の迎賓館としても使われていた)の跡地を購入し大江宏氏の設計の住宅は、昭和62年に兵庫住宅100選にも選ばれている。
現在は、博物館の一部としても使われている。

博物館には、故堀江光男前理長が70歳を過ぎたころから世界を周り収集したアンティークオルゴールが収蔵さている。
ロシアのロマノフ王朝の最後の皇帝であったニコライ2世愛用のシリンダーオルゴールや、アレクサンドラ皇后のディスクオルゴール、ドイツの城で使用されていたという自動演奏楽器「3台バイオリン」など貴重な物が多い。

堀江氏が、150年くらいで衰退してしまったオルゴールに哀愁を感じ、文化として残していく価値があると私財をつぎ込んで集められ、今や世界でも有数のオルゴール博物館となっている。

苦楽園四番町にある堀江オルゴール博物館には、18世紀末~20世紀初めのオルゴールや自動演奏楽器360台を収蔵する私設歴史博物館。
毎日三回、時間を決めて公開されている。学芸員の軽快なわかりやすい解説がある。
毎年、春と秋には堀江氏の私邸でもある博物館の素晴らしいお庭も公開されている。
苦楽園四番町という高台からの眺めも素晴らしい。

庭園は、大正11年に中山太一氏が七代小川治兵衛に造らせた当時の姿をとどめているという。
徳川秀忠が大阪城再建の時の、苦楽園採石場に残されていた若狭小浜藩や出雲松江藩などの刻印石や石矢などが多くみられる庭園となっている。

春の庭園開放

住所:兵庫県西宮市苦楽園四番町7-1
TEL:0798-70-0656(ナレオルゴール)  FAX:0798-72-0110

投稿日時 : 2020-06-20 22:47:51

更新日時 : 2023-04-18 22:15:13

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
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