甲子園歴史館

甲子園歴史館

2010年3月に球場のリニューアルと同時にオープンした『甲子園歴史館』 は、2022年3月3日、再びリニューアルしてお目見えとなった。
以前は 球場のレフト外野席の下あたりにあった歴史館だが、今回は新しくできた『甲子園プラス』と『球場側』と両方に分かれているが、映像設備なども新しくなりさらに体験コーナーも充実しワクワク感が大きい施設になっている。

大きく分けて、新しくできた 『甲子園プラス』 側が、タイガースコーナー。
『球場側』 には、高校野球コーナーを中心に、アメフトや甲子園周辺の歴史のコーナーもあり、バックスクリーンビューのところで折り返す。

入場は『甲子園プラス』 2Fからとなり、タイガースコーナーを堪能したら一旦外に出て、デッキを通って球場側の入り口に進むようになっている。

『甲子園プラス』 二階受付
受け付けのすぐ横には、ベーカリーカフェリトルマーメイドの見晴らしのいい店内が広がり開放感がある。
反対側には、一時預かり用のロッカーが並ぶが、グレーのロッカーに甲子園球場のラッピングが楽しい。

受付横のベーカリーカフェ リトルマーメイド
ロッカー

受付を終えて入ると、ド迫力の大型ビジョンの洗礼を受ける。(ミュージアムゲート)
そこを通りぬけると、「歓喜のビクトリー」「栄光のヒストリー」「ヒーロー列伝」「名場面シアター」と阪神タイガースエリアが続く。
映像あり、展示品あり、写真あり・・・。見る人の興味で楽しみたい。

展示エリアを楽しんだら体験コーナー(体験 タッチスタジアム)へと進む。
選手が使っていたグローブやバット、球場のベースなども置いてあり手に取ってみることもでき、VRで甲子園球場が体験できるコーナーもある>>

この後は、タイガースロードに書かれた選手たちの言葉に見送られながら、甲子園プラスエリアを出たら、外にでてデッキを通って球場側エリアに行こう。
球場側エリアは、入場チケットを提示して入ろう!高校野球コーナーが待ち構えている。

「甲子園への道」「始まりの一球」「ボールウォール」「メモリアルコレクション」「名勝負ギャラリー」「プレイバックシアター」と、展示と映像などであの日の歓喜を体感できるコーナーが続く。

数々の名場面のビデオが楽しい


これまでより迫力のある「まんがと甲子園」のコーナーも楽しい!!


甲子園球場はアメリカンフットボールの聖地でもある。

甲子園球場や甲子園という土地の歴史のコーナーも、地味だが興味深い展示。

歴史のコーナーを過ぎるとバックスクリーンウォークを通って、バックスクリーンビューへと続く。
ここはスクアボードの真下から、球場を一望できる特等席。
ただし、試合の日程などによって出られないこともある。

バックスクリーンビューからの景色(写真提供:阪神電気鉄道株式会社)


<甲子園歴史館>
【場 所】甲子園プラス2F&阪神甲子園球場外野レフトスタンド2F
【入 館 料】大 人 900円(団体700円)
      高校生 700円(団体500円)
こども 500円(団体400円)
※こどもは4歳から中学生まで。
※団体は20名以上で要予約。
【開館時間】10:00~18:00(最終入館17時30分)
※11月から2月は10:00~17:00(最終入館16:30)
【休 館 日】月曜日(試合開催日、祝日を除く。)、年末年始

詳しくは甲子園歴史館のWEBサイト>>

*******以下は、リニューアル前の甲子園歴史館の記事です**********

2010年3月に球場のリニューアルと同時にオープンした『甲子園歴史館』は、球場のレフト外野席の下あたりにある。
外野席の下の方に、細長くゆるくカーブして伸びる施設に中には『高校野球の歴史』『阪神タイガースの歴史』『甲子園球場の歴史』と大きく3つのゾーンから構成されている。
ここで野球が開催されていない日でも楽しめ、阪神タイガースファンでなくても、野球好きにはたまらない場所。

甲子園球場

展示館の中では、高校野球の名場面や阪神タイガースの記録、甲子園球場に関する資料など展示品が豊富。
常時の展示に加えて、時々企画展なども行われている。

また最近は体験コーナーも充実し、阪神園芸のグランド整備カーやリリーフカーに乗ったような体験が出来たり、参加者の名前が指名されるドラフト体験などもできるコーナーもある。

グランド整備カーのVR体験コーナーもある

1階の入館ゲートを通ると赤いじゅうたんを踏みしめて二階に上がる。
まずは高校野球ゾーン。
横の壁には、高野連の加盟校の高校名が入っている白球が並ぶボールウォーク。思わず自分の母校の名前を探し、カメラに収めたくなる。

たくさんのディスプレイが置かれ、これまでの高校野球の名勝負映像が流れていて画面に引き込まれ、当時の思い出が脳裏に蘇る。
その真ん中には、高校野球の春夏の優勝旗も飾られている。

『コレクションギャラリー』では、大正時代の粗末なミットやグローブから様々なゆかりの品が並んでおり、野球の歴史が一目でわかるコーナーになっている。

そして阪神タイガースのコーナーには、1985年、2003年。2005年の優勝時の監督ユニホームをはじめ当時の歓喜の瞬間がふたっしゅバックする仕掛けがいっぱい。
1935年の大阪タイガースの発足からの歴史も辿れ、これまでの選手の相手見に出会えるコーナーにもなっている。

細長い施設の真ん中あたりには『バックスクリーンウォーク』がある。
試合のない日に見学に来れたらラッキー。施設から一旦外に出てバックスクリーンの真下に立つことが出来る。
真下から見上げるバックスクリーンは圧巻。
(但し、イベントなどの予定で変更あったり、試合日でも時間によっては見学可能ですので、係の方にお尋ねください。)

甲子園球場を舞台にした漫画は多い。
通路の壁面が、『タッチ』『巨人の星』『ドカベン』のワンシーンが迫力で迫ってくるところもある。

甲子園歴史館だけの見学のほかに、球場内が約50分で見学できる『スタジアムツアー』は事前予約制なのでこちらから>>
※ 「通年のスタジアム見学コース」だけでなく、公式戦開催日のみに開催される「練習見学付きスタジアム見学コース」もある。

投稿日時 : 2020-09-06 12:30:52

更新日時 : 2022-10-01 12:45:22

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

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