昨年までのノボテル甲子園から、西宮北口にある兵庫栄養調理製菓専門学校に場所を移しての開催となった『第18回洋菓子園遊会〜にしのみやスイーツライブ〜』は今年も30倍を超える競争率となった。
昨年までより場所が狭くなった事もあって、2部制で各回50名。
パティシエとお客様の距離を縮め、ケーキができるライブ感も楽しんでいただこうと14店舗のシェフが共同制作で7皿がサーブされた。
この〜にしのみやスイーツライブ〜の最大の魅力は、パティシエの作りたてのスイーツを目と鼻と舌で存分に堪能できること。
普段はテイクアウトの事まで考えるので出来ないケーキ作りが、作ってすぐに食べていただける状況だとそれが可能になる。スイーツの街西宮の14店舗のシェフが、来ていただいたお客様のためにと目の前で仕上げます。
参加者の中には「実は3年連続なんです・・・」という人も。
「今年もとても楽しみに来ました!!」
甘いケーキの間には、味の変化をつけるために甘くないプチフールサレも。
それぞれのケーキを作ったシェフの説明を聞くと、一層味わいが深まるようです。
粉を極限まで抑えたフォンダンショコラは温かく、宇治抹茶ブリュレは冷たく。
一皿の上に違う味わいが並ぶ事で、その驚きが味わいを深くしてくれます。
ケーキ屋さんが使う粉で作った食パンはとても美味しい。そんなパンで作ったプチサンド。
西宮で一番歴史のあるJR甲子園口のライト洋菓子店では、毎日4時ごろになるとこの食パンができるそう。
6皿目のアシェットデセールのテーマはクリスマス。華やかに盛り付けられて出てきたお皿には、ここでしか味わえない口どけのモンブランが乗ってくる。
西宮市民と堺市民の若いお友達同士やお義母さまとお嫁さんのペアなど、それぞれのテーブルでは和気藹々の空気が流れ会話も弾んでいました。
小さな小さな可愛いティーカップの形のヨーグルトが入ったホワイトチョコが、この日のアシェットデセールを締めくくった。
会場ではウェディングケーキの実演もあり、大満足の〜にしのみやスイーツライブ〜が終了しました。