甲子園界隈の閑静な住宅街にある
一軒のお宅の庭先で珍しい花が咲きました。
ブルーアマリリス
「ブラジルの皇后」と呼ばれる高貴な紫色の花。
種を蒔いてから開花するまで20年かかると言われる珍しい花です。
8年前に株を手に入れたこちらのお宅でも、初めて咲いたそうで、つぼみを付けてからは「今か今か」と心待ちにされ、先日ようやく開花。
撮影時はまだつぼみが2つでしたが翌日には満開となったようです。
何年もかけて咲いてもわずか4,5日が見ごろという花を、みなさんにも見てもらって「きれいだね」って声をかけてもらえたらと、鉢を通りに面したところに置いておられるオーナーさん。
その思いを受けて、「おせっかいですが・・・」といいながら、「ぜひ見に来てほしい」と連絡をくださったご近所のお花好きの女性。
日ごろから感じていたことですが、西宮って、お花好きな人が多いって思いませんか?
散歩しながら庭先にあふれる花を楽しませてもらっています。
お手入れされている方に声をかけてしばしお花談義という光景もよくみかけます。
公園にも花があふれていますね。
彼岸花の季節ももうそろそろ終わり、次は何の花が・・・
子どもとお散歩しながら季節の花を見つけるのも楽しいですね。
西宮が「子育てしたいまち」と称されるのも、こういう環境だからこそかなと感じています。
小さくて見落とされがちだけど、このまちには魅力がいっぱい。
派手なシティプロモーションにはならないかもしれませんが
住んでるものだからこそ気づき、宝だと思える素敵なものを これからも拾い上げていけたらな、と地域密着サイト「西宮流」としてはあらためて心に誓った昼下がりのまち歩きでした。
花を愛でる喜びのおすそ分けといえば、こんな素敵なガーデンもありますよ。
こちらも、駐輪場を利用する人たちに楽しんでもらえたらとオーナーさんが作られたもの。
樹齢500年のオリーブを中心にさまざまな木々が配置された心地よいお庭です。