第15回西宮洋菓子園遊会が10月21日にノボテル甲子園で開催されました。
100組200人の定員に今年は1300通余りの応募があり、 以前の当選倍率25倍に
比べれば当たりやすかったですが、それでも13.5倍の狭き門でした。
受付の始まる前から会場のノボテル甲子園のロビーは待ちきれない参加者でにぎわい、
開場後は最後に抽選でプレゼントされる焼菓子の展示やパティシエ紹介のパンフを
見たり、先日サンテレビで紹介されたシミュレーションの様子のVTRを見たりして
ワクワクしながらスタートを待ちました(写真をクリックすると大きくなります)。
今年の テーマは『西宮スイーツコレクション2014』。
市内洋菓子店のパティシエの皆さんが、この秋の新作も含め、趣向を凝らした
スイーツの数々をコース形式で提供します。
「西宮 6petit collection」「フルーツのラプソディー」「秋風紅葉(あきかぜもみじ)」
「園遊会のトゥレトゥール」「タランテラ」「ノエルへのプレリュード」と
名付けられた全6皿のコース。
フルーツたっぷりのケーキだけでなく、和風のほうじ茶シフォンケーキ、さわやかな
シャーベット、塩味の効いたケークサレやチーズのカナッペなど、見た目はもちろん
いくつ食べても飽きのこないケーキの数々でした。
それらがサーブされる合間には、次の皿の盛り付け作業をしているパティシエの
インタビューも中継され、こだわりのポイントなどの紹介もありました。
ふだんはライバルの各店のパティシエたちが協力して素晴らしいスイーツの
コースを作りあげてお客さんは貴重な体験ができ、その喜びの声をパティシエは
直接聞くことができ、誰にとってもハッピーなイベントではないでしょうか。
男性の参加者の姿もけっこう見かけましたが、私も来年こそは当選して
お客として味わえたらいいなぁと今年も思いました。 <取材:香苗>