2014年のテーマは「感孚風動(かんぷふうどう)」
里山に住む人々の暮らしに寄り添う芸術祭として、地域の人々もアーティストもボランティアスタッフも来場者も恊働者も、皆が共に心動かす体験を共有したいという思いが込められているとガイドブックに書かれている。
今回は、このガイドブックは入場券にもなっており 一人500円。
さらにこのガイドマップをもって、作品をスタンプラリーしながら楽しめる工夫もされている。
作品の一部をご紹介。船坂の空気とともに実物をぜひ観賞してほしい!!
旧小学校エリア
A1『もう船坂で寒天が作られることがないとしても』新山浩+神戸市立科学技術高校
かつて寒天づくりが盛んだった船坂の歴史を調べ、スライムをつかって寒天を表したという。
A2『4キロメートル』ヤン・ミン(中国)
サランラップのこの作品のこの迫力。
A3『翌朝の家』アクセル・ステップファー(ドイツ)
この作品は、船坂川沿いの草に隠れた家の作品と連動。
A4『雲の詩』レグラ・マリア・ミュレー(オランダ)
材料は紙を撚った糸やビーズで編んだものやガラス。ビーズはMIYUKIビーズ。
A5『砂嵐』ビルギット・ヴドウケ(ドイツ)
A7『船坂カーテン』滑川ミサ(神戸)
ビニールのカーテンに転写された船坂の人々のシルエットを通して総坂の風景をみたら。
A8『どうぶつのまちをつくる』太湯雅晴(神奈川)
ワークショップの参加者たちが作った物とは・・・・??
A9『虹色の竹』辻牧子(西宮)
竹に何層もアクリル絵の具を塗り重ね、さらに彫刻刀で丹念に削りとった。
A10 『Plantar』北村美和子(西宮)
光に透けて見える和紙や水彩画が、外の木々の揺らめきと重なって・・・
B 『船坂の風ー楠の葉音ー』佐々文章+関西学院弦月会(西宮)
木の枝でできた靴を履いた足達は、ひょっとしたら他の作品のところにお散歩にでかけるかも??
湯山古道エリア
C『気配その二』高原和子(大阪)
4年前の「船坂サラダ」が長い旅をして竹やぶに戻って来たそうです。おかえりなさい!船坂サラダ!!
D『詩(うた)』カン・ウヨン(韓国)
暗い井戸の中の作品をお楽しみください。(写真提供:宮本勝夫氏)
E『砂嵐』ビルギット・ヴドウケ(ドイツ)
F『野菜ダンス』トルスティン・ブルッフ(ドイツ)
G『東洋と西洋の狭間』松谷武判(フランス・西宮)
キャンバスの黒は、6B鉛筆の黒。海外で暮らすからこそ、日本文化を追い求める
船坂川エリア
H『翌朝の家』アクセル・ステップファー(ドイツ)
I『Symbiosis』池澤孝(茨城)
ーOne River One Worldー
J『眠る光、水の跡』小川浩子(千葉)
古井戸の作品と連動しています。
K『ふなさか不思議レストラン』新井厚子(京都)
子供達とのワークショップで作った夢のごちそう!!期間中は、レストランアリスでは特別メニューが・・・
棚田エリア
L『眠る光、水の跡』小川浩子(千葉)
ガラスで作られたつるべには、小さな穴があいているようで、底にしずくがたまりそれが深い井戸の底の水面に波紋を作って行く。眼を凝らしてみてくださいね。
M『展覧会の石』馬渕洋(明石)
N『カミサマ』高原和子(大阪)
修復中の古民家におわします守り神。
0『友情と平和の庭』サビーネ・モア(ドイツ)オーレヘンリックハーゲン(ノルウェー)
この庭は平和の交流。届いた石やメッセージが・・・
P『今度は虹を見に行こう』±±± ( さささ :佐々木紘子+佐藤隼)大阪
バッタ君も虹を見に来たよ・・・・。晴れた日には虹を見つけよう!!
Q『晴眺雨防(せいちょううぼう』柴辻健吾(千葉)
柔和な顔で小学校の建物を眺めている。学校のランチルーム棟改修で出た土に砂ゴケを育てた。
R『遡及空間(そきゅうくうかん)』中村岳(千葉)
小学校のランチルームの改修工事で出た廃材で・・・
S『風景への観察』烏山秀直(長崎)
風に揺らぐビニールの貼られたフレームを通して風景を見てみたら。