8月22日(水)午前9時、市役所1Fのロビーでロンドンオリンピックで銅メダルに輝いた女子バレーボールの竹下選手と大友選手に、 西宮市長からの「西宮市スポーツ特別賞」の授与式が行われた。
1Fのロビーには報道関係者・市職員・一般の方々など約300人が集まり、「今津体育館で大勢の人と一緒に観戦し、メダル獲得の場に立ち会えた事は幸せでした。」という市長からの挨拶があり、両選手からは「たくさんの方々に支えれた銅メダル。ありがとうございました。」というメッセージをいただき、会場は両選手への暖かい拍手に包まれた。
会場には、JTマーベラスの選手たちに指導してもらっている市内の小学生たちも招かれていた。
市内のたくさんの学校の中から代表して、段上小と段西小の6年生9名が参加していたが「メダル獲得の瞬間を、家族でドキドキながら見守った。」と目を輝かせていたのが印象的だった。
ロビーでのセレモニーの後は、場所を移して懇談会・記者会見となったが、懇談会の場には、壮行会の時に両選手がサインしたバレーボールが真ん中に飾られていた。
最後の試合はストレート勝ちだったが、勝利を確信したのはいつ??という質問には 「最後の最後まで必死でした。」と竹下選手。「最終セットの後半はメダルに近づいている事に興奮した。」と大友選手。
「決して恵まれた体格ではなかったけど、体が丈夫だった事とたくさんの人に支えられてここまでやって来れた。まずは人として成長しないと何事も始まらないので、いろんな人の言葉に耳を傾けて欲しい。」と、西宮の子ども達に竹下選手からのアドバイス。
大友選手からは「ここまで目標を見失わずに練習してこれた結果、銅メダルをいただいた。どんな小さな事でもいいので頑張りきる事が大切。」
「8/7日の中国戦がなかったら銅メダルはなかったので、あの試合が一番印象に残ってます。」「銀座でのパレードでの50万人の人の波を見た時、改めて多くの方々に祝福されている事を実感しました。」と、懇談会では時には笑顔も見せながらお話ししていただいた。
西宮については、JTマーベラスの一員として長い竹下選手が「西宮は人も 暖かく、とても好きな街です。」
大友選手も「ただいま!!という気持ちになるところです。背が高く目立つので、帰って来てからも声をかけていただいています。」
秋から始まるVリーグに向かって「頑張ります。」と語った大友選手、「しばらくゆっくりします。」と語った竹下選手。市民の一人として、今日、この場に立ち会えたことは、本当に光栄でうれしい事でした。
竹下選手、大友選手。本当に、おめでとうございます!!