祝!芥川賞受賞!!(2023年1月19日 追記)
12月16日付で、第168回芥川・直木賞の候補作が日本文学振興会より発表されました。
芥川賞候補5名のうちのお一人が西宮市出身(在住と書かれている過去記事もあります)という嬉しいニュースです。
井戸川射子(いどがわ いこ)さんは詩人として創作活動を開始。2019年に、第一詩集『する、されるユートピア』で第24回中原中也賞を受賞。2021年には、小説集『ここはとても速い川』で野間文芸新人賞を受賞しています。
芥川賞候補となった作品は「この世の喜びよ」 (『群像』2022年7月号に掲載)。ショッピングセンターの喪服売り場で働く「あなた」がフードコートの常連の少女と知り合って感じた、生きることの機微を綴った物語。
井戸川さんは市内の中学、高校、関西学院大学を卒業した宮っこ。寄稿されたエッセイにも「スポーケン」や「甲山」という名が出てきます。西宮の空気感が作品にも反映されているのでしょうね。みなさんもぜひ読んでみてください。
芥川龍之介賞選考会は、2023年1月19日(木)に開催されます。楽しみですね。