創部50周年を迎えた武庫川女子大学カヌー部は、今年、石川県で開催された「第50回全日本学生カヌースプリント選手権大会」で総合優勝に輝き見事三連覇を達成し、今村市長への報告会が行われた。
今回は、500mと5000mの シングル・ペアで一位二位を独占するなど、二位に大差をつける圧倒的な強さで総合優勝した。また、4年生の多々羅さんは、出場した5種目すべてで優勝し 最優秀選手に選ばれている。
50年の歴史の中で3連覇は三度あったが来年は4連覇に挑戦する。
優勝当時のキャプテンだった佐藤恵さんは「総合優勝三連覇がこれまでの目標だったが、次は四連覇を目指してほしい。」と後輩にエールを送った。
今村市長からは「この成果を出したという経験は、将来困難にぶつかった時にも必ず役立つはず。人生で起こる厳しいことにも乗り越えられる人間だというプライドを持って欲しい。」と祝福の言葉が送られた。
武庫川は、決してカヌー競技に向いている川ではないという。「まず、海の水が入ってますので他の川とはまったく違いますし、海の波の上に川の流れそして強い風、いい練習場とはいえません。」
整備された護岸から艇を下ろすのも一苦労。引き潮のときはなおさらだという。
練習は月曜日を除いて毎日5時から。冬場はすぐ暗くなって、艇の前後に懐中電灯で前後を見分けるという。
43号線より南の武庫川で練習しているという。厳しい環境下で練習している姿を見かけられたらぜひ声援を送ってほしい。