11月１日一般公開！みんなで作る・完成しない『舟坂展示室』

今から５年前惜しまれつつ閉校となった船坂小学校が
来年４月からは『船坂里山学校』として地域の方々の指定管理の施設の一つとして蘇ります。

この数年間、地域の方々がいろいろな勉強会や話し合いの場を経て、使用方法などを検討されて来ましたが、その中の一つとして「船坂の生活の歴史や学校の歴史を残す部屋を作ろう！」という企画で、元の理科室と理科準備室が改装され＜みんなで作る・完成しない『舟坂展示室』＞が11月1日（日）オープンに向けて着々と準備が進んでいます。

山口町船坂にできるのに、なぜ『舟坂展示室』？？って思ったあなた、ぜひ現地に行って謎解きをしてくださいね〜〜〜

部屋に入ると圧倒的な迫力で、船坂の地形模型が出迎えてくれます。
スチレンボードを等高線ごとに切って貼り合わせて作られた1／500の模型図は、明石高専の学生さんたちの作品です。
みんなで作る／完成しない展示室・・・というコンセプトの通り、この模型図にはみんなの記憶が旗として立って行きます。
10月10日は、地元向けのプレお披露目会がありましたが、来ていただいた方々から語られた昔の船坂の生活が次々と旗となって立ちました。きっとこれからもいろんな旗が立っていくことでしょう！！

この日スタッフとして参加された明石高専の学生さんたちが、聞き取りをして旗を立てたり、道に色をつけたりと大活躍！！

周りの壁や棚を利用して、歴史年表や船坂の由来、船坂の生活民具の展示、寒天作りの工程の写真パネルなども並んでいます。
ここの展示が、船坂の全てを伝えてくれます。

船坂の民話や不思議を表現するためには、のぞきからくりの手法を使いました。
６つのダンボールののぞき穴から、船坂の不思議の謎解きをしてみてください。