1.17に上演されたミュージカル「あの空をこえて」

ミュージカル「あの空をこえて」

17回目の1.17の日が来た。17年前と同じ火曜日。
ここ数日の曇り空と違って、今日は朝から青空が見えた。

午後からのピッコロ劇場で行われた大手前大学のミュージカルを鑑賞してきた。
ここまで素晴らしいとは、予想以上だった。(ごめんなさい。こんな表現で・・・)
演じている学生さん達の気持ちが、見ている私たちの心を揺さぶった。

ミュージカル「あの空をこえて」
ミュージカル「あの空をこえて」
ミュージカル「あの空をこえて」

  一ヶ月程前、取材で稽古場で見せて頂いた時の熱い空気は
あの時にもまして熱く、素晴らしい脚本や演出、そしてジャズ研の演奏が舞台を引き立てていた。
昨年の2月から始まった稽古 に火をつけたのは、悲しいことに3.11の災害だったと学生さん達。
リアルタイムであの災害を見たとき、改めて阪神大震災の事が現実の事として迫って来たと言う。

そんな学生さん達の熱演に会場では涙ぐむ人も多く、最後は盛大な拍手が鳴り響いた。

災害で突然に引き裂かれる理不尽さ。
でも、生かされた者は生きていかないと行けないつらさ。
「どこかで悲しい思いをしている人がいても、頑張れる者が頑張りたい!!」
劇中の台詞が耳に残った。

ステキなミュージカルを見せてもらってありがとう!!

ミュージカル「あの空をこえて」
ミュージカル「あの空をこえて」

昨年の取材記事はこちら⇒

投稿日時 : 2012-01-17 18:09:56

更新日時 : 2023-12-02 15:36:35

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
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