創建年代は不詳であるが、かつてこの地に神霊が降臨し、「この地に祀れ」という神託があった。
そこで浦人たちが浄地を選び、大和国三輪の里の古社から御神体を勧請して奉斎したのが始まりと伝えられる。
近世、文禄年間(1592~96)に後陽成天皇の名代参拝があり、「福に応ずる宮」すなわち福応神社の社号を賜った。
この神社は漁業や海運、酒造守護など、この地域ならではの御利益があり、西宮神社、越木岩神社とともに西宮の三福神とも言われている。
ご祭神の事代主命(ことしろぬしのみこと)は大国主命(おおくにぬしのみこと)の息子で本来は神託の神であるが、国譲り神話のなかで海で釣りをしていたことから釣り好きとされ、海と関係の深いえびすさまと同一視されたことによると思われる。
10月12・13日の秋祭りにはみこしや船形だんじりが町内を巡行する。
また、香枦園浜にある西宮砲台と同時期に作られたが今は残っていない今津砲台の記念石が、福応神社境内にあったが、石碑は震災後に今津真砂町川沿いに移転した。
12月31日
午後8時 年越し福火点火
午後9時 大祓式並びに除夜祭
1月 1日
終日 迎春祝樽酒(無料授与)
午前9時 迎春福引(無料/1000本/お一人様一回限り)
午前10時 新年祭
1月14日15日
午前9時~午後9時 とんど焼(迎春お飾り等のお焚き上げ)
[住所] 西宮市今津大東町1-28
[電話番号] 0798-26-0769