県立西宮今津高校の生徒たちが「アートで地域を活性化しよう」と、甲子園網引町の新甲子園市場で取り組んでいる「たてじまアートプロジェクト」が今年も始まっています。
阪神タイガースの地元ということで「縦じま」に着目したのがいいですよね。こういう発想大好きです。
たてじまのボードがアーケードに吊り下げられると、「今年もこの時期やね」という声がでるぐらい、すっかり定着しています。
今年は、地元のこどもたちから「こんなあそびがあったらいいな」をテーマにイラストを募集。高校生たちが選んだ原画をもとに共同創作したアートボード24点が展示されています。
上を見ながらアーケードを楽しく歩いていると、果物屋さんのご主人が「紙、あげよか?」と声をかけてくれました。投票用紙です。お気に入りのアートボードを選んで、電柱に設置された投票箱(これもタテジマ!)に。
10月21日まで人気投票を行っているのですが、この仕組みも楽しい。
気に入ったアートボードの番号にシールを貼るだけ。筆記用具を出さなくても良くて、お買い物袋を下げてても手軽。名前など書く欄がないというのも気軽に参加できていいですね。賞品目当てに投票に参加するのではなくシンプルに楽しめるのも、商店街の雰囲気にあっていて、私は好き。
作品は表裏になっていて、子供たち自由な発想のイラストを反対側から見ると、絵を描いた子どもと、共同制作した高校生のコメントが書かれているので、お見逃しなく。ほほえましい企画です。
アートボードの展示 10月1日(月)~10月31日(水)
投票期間 10月21日(日)まで
10月28日(日)11時~ 網引公園で、あそびでつながる「まつり」を開催。「甲子園グルメまつり」同時開催