どきどき… おろいち事業者報告会!

こんにちは!大岡ゼミ8期生の南優美です。
私たちは西宮市卸売市場(おろいち)をフィールドに、CSR班、ビジネス班に分かれて調査しています。以前の記事でビジネス班の紹介があったので、今回は私が所属する「CSR班」について紹介したいと思います!

 まず、CSRとは”Corporate Social Responsibility”の略で「企業の社会的責任」と訳されます。簡単に説明すると、企業は利潤追求だけではなく、自社の強みを生かして地域が抱える問題を解決し、地域社会に貢献する責任をもつという概念です。

 私たちCSR班は、再整備後のおろいちが西宮市のためにできるCSRモデルを提案すべく、この10ヶ月間頑張ってきました!

 そして、1月30日に報告会があり、私たちが考えたCSRモデルを、おろいち事業者の方と西宮市役所職員の方に提案させて頂きました。

 西宮市は児童数が多く、子育て世代が多いことから私たちは「子育てしやすいまち西宮」をコンセプトに、おろいちでの食育イベント開催を提案しました。

食育イベント「おろベジアドベンチャー」

CSRは社会貢献であり、食育イベント開催によって事業者の方に大きな収益があるわけではないので、どうすれば事業者の方に忙しいお仕事の中で、イベントに協力していただけるかを考えることが難しく苦労しました。 そこで報告会では、食育イベントがもたらす市民の方へのメリットはもちろん、おろいちや事業者の方にとってのメリットも丁寧にお話させて頂きました。

緊張の報告会の様子

報告を終え、事業者の方から「(安全性の問題などから)市場を一般市民に開放することは反対だったけれど、今日の話を聞いて市民と相互の関係が築けるならぜひ協力したい」とのお言葉を頂戴し、本当に嬉しかったです。

おろいち事業者の皆様

また、私たちの提案のこれからの課題に対するアドバイスを頂くこともでき、CSR班一同これで終われない、さらに頑張ろうという思いが強くなりました。来年度はさらに現在のCSRモデルをパワーアップできるように頑張ります!

西宮流岡本さんと大岡先生、おろいちPメンバー