山・川・海に囲まれた緑豊かな自然を有するとともに、交通至便な都市環境を併せ持つ西宮市。
「文教住宅都市」として発展し、平成20年度には中核市となった。
今は、大阪や神戸のベッドタウンの住宅都市のイメージが大きいが、温暖な気候、長い歳月をかけ武庫川が育んだ豊かな土壌などで、昔は『大阪の台所』といわれ、大阪へ出荷する野菜の産地だった。
特に、軟弱野菜(鮮度がすぐ落ちていくことからこう呼ばれた)といわれる葉物野菜の一大産地であった。
西宮は葉物野菜が多いが、近年、段上町あたりではイチヂクやみかんの栽培が増えてきている。
その名残は今でも住宅地のすぐ横に畑が広がる光景として生活の身近にある。
特に、住みよい街No.1として有名な阪急西宮北口駅から徒歩圏内にもその光景が見える。
近年、そんな畑のすぐ横で「直売所」を営む生産者も少し増えてきている。
なんでも揃うスーパーではないので、その時期にその畑で採れたものしかないが、新鮮なものが手に入るのがうれしい。
西宮市内の直売所は『あぐりっこ西宮』>>