いよいよ第89回選抜高校野球大会が始まる。
3月19日(日)から3月30日(木)までの12日間(準々決勝翌日の休養日を含む。雨天順延)の予定で阪神甲子園球場で開催されるが、西宮市に学校がある報徳学園が3年ぶり21度目の出場となる。
3月15日には、甲子園球場での30分練習があった。
これが甲子園最後となる永田監督以下、選手たちは少し冷たい風の中、芝生や黒土の感触を確かめながらきびきび動いていた。
開幕二日目には、岐阜の多治見高校と対戦する。
甲子園で1日でも長く試合をして欲しい。「まずは一勝を!!」
77名の部員を率いる永田裕治監督は、今回の試合を最後に勇退を発表されている。
「最後だからと言って変わりはありません。今年のチームは特別に特徴のあるチームではありませんが、敢えて言うなら走力かもしれませんね・・・。チームワークであきらめない気持ちを持ち続けて欲しい。」
甲子園練習に先立って、西宮市長への表敬訪問が13日に行われた。
今村市長からは「敬意と勇気」と書かれたスポーツタオルが送られた。
「感謝の気持ちをもって、全力で全員野球をしたい。目の前の試合を一つずつたたかいます。」と岡本キャプテン。