夙川河川敷緑地は、河川全体が公園として整備されている都市公園で、香枦園浜から銀水橋まで総延長4kmのうち桜樹植栽は2.8kmにもなり、ソメイヨシノ約1200本、オオシマザクラ約110本など15種類、総本数約1660本にもなる、まさしく桜の公園だ。
夙川河川敷緑地は、河川全体が公園として整備されている都市公園で、香枦園浜から銀水橋まで総延長4kmのうち桜樹植栽は2.8kmにもなり、ソメイヨシノ約1200本、オオシマザクラ約110本など15種類、総本数約1660本にもなる、まさしく桜の公園だ。
昭和7年(1932年)「受益者負担」という考え方のもとに地域の住民も寄付金を出して5年計画で公園整備が始まり、その後昭和24年(1949年)、辰馬卯一郎市長の提唱で松の生い茂る河川敷に1000本の桜が植栽された。
夙川は松の名所でもある。桜と松の緑の対比が夙川ならではのうつくい風景を作り出している。
昭和26年(1951年)3月には戦災復興事業の一環として「夙川公園」が都市計画決定され、河川敷を公園化し河畔松林の全面的な保全がはかられることになった。
このことにより、現在のような松と桜の独特の景観を呈する夙川が誕生した。
平成2年(1990年)日本さくらの会選定による「日本さくらの名所100選」に姫路城・明石城とならんで夙川河川敷緑地も選ばれている。