「西宮大神本記」>>は 絵と詞書からなっていて、徳川中期ごろに作成されたと言われている絵巻物だが、昭和20年の大空襲で国宝だった本殿と共に消失していた。
令和の御大典奉祝事業の一環として進められて来た、この絵巻物がいよいよ2020年9月1日から西宮神社社務所の資料展示室で公開される。
わずかに残っていた戦前の絵葉書や調査書などのスキャンと、その時代の時代考証を重ねて復元にこぎつけたという美しい絵巻物。
蛭児命の出現・忌籠・神殿と表門・海上渡御・和田岬御旅所神事、陸路還幸などが描かれているが、先に公開されている西宮神社の江戸時代のジオラマ>>と一緒に、ぜひ見学してみて欲しい。