読売新聞東京本社の日曜版に『よみほっと~名言巡礼~』という記事があります。
小説や映画、詩や歌に残された作家たちの名言を取り上げて、その舞台となった土地をたずね、言葉が生まれた物語や背景、今を生きる人々の記憶を紹介するという読み物ですが、とても人気の高いコーナーです。
今回は西宮にも深い関係のある須賀敦子さんの「きっちり足に合った靴さえあれば、じぶんはどこまでも歩いていけるはずだ」という言葉が取り上げられ、西宮へも取材に来られました。
素敵な写真と共に、掘り下げられた記事が多くの読者を虜にしているのでしょう。
今回の記事には、須賀敦子さんが愛した夙川の風景をダンボールクラフトにした『西宮風景箱~夙川バージョン~』も掲載していただきました。
この記事を読まれ、今は関東にお住まいで夙川や西宮を懐かしく思っておられる方々からのお電話をたくさんいただきました。
遠くにお住いの見ず知らずの方々と、一つの新聞記事がきっかけで西宮の話で盛り上がるという体験は、西宮を発信している者としてあらためて嬉しいことでした。
そして『西宮風景箱~夙川バージョン~』が、関東へと嫁いでいきました。
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