阪神間に残されている貴重な自然の浜の一つの御前浜・香櫨園浜には、貴重な砂浜と干潟があり、そこには絶滅危惧種Cにランクされているハマヒルガオをはじめとした海浜植物やカニや貝なども生息しています。
そんな豊かな浜には、渡り鳥や 多くの野鳥たちも姿を見せます。
これまで40年、西宮で観察会や調査などの取り組みを行ってきた西宮自然保護協会が、香櫨園浜(夙川の西側の浜)にここに生育している植物や生き物の写真を載せた看板を設置されました。
看板は、これまで10年間使用されてきた古い看板を利用して設置されています。
ごくごく少ない植物などもあり「雑草と間違って抜いてしまったり、家に持ち帰ったりしないで、この場所で増えるのを見守って欲しい。」と自然保護協会の大谷洋子さんは話されていました。
御前浜・香櫨園浜は夙川の河口に位置し、市民の憩いの浜でもありますが、古くは廣田神社の「浜の南宮(西宮神社)」の御前の浜と言う意味で「御前浜」と呼ばれたり、明治40年に阪神香櫨園駅ができたあと、香櫨園海水浴場としてにぎわい香櫨園浜と呼ばれるようになった海辺でもあります。
最近は、浜・川・山の自然たんけん隊と西宮自然保護協会が一緒に、定期的に生き物観察会や浜の掃除、津波避難かけっこなど様々な取り組みもされています。
西宮自然保護協会のホームページ⇒
浜・川・山の自然たんけん隊のブログ⇒
以前の生き物調査の時の様子や浜の植物の写真も載せておきますね。。。