今日は、観光協会主催の「まちたび西宮」のプログラムの一つの「卸売市場の早朝ツアー」の日。
「せいぜい4〜5人の応募だと思って思っていたんですが、なんと定員の倍の応募がありました。」とビックリなのは西宮市地方卸売市場連合会の事務局長の中島さん。今回のツアーのガイドも務める。
当日午前4時。参加者20名が市場の中の会議室に集合し、諸注意を聞いたあと 実際に中島さんのあとについて軽く一回り。
「これから後は、フォークリフトや軽トラに注意して、存分にお楽しみくださいね。」
戦後すぐ、鳴尾の浜の方にあった中島航空機の格納庫を一旦解体してここに移築し、震災を潜り抜けた現在も公設市場の建物として健在という柱のない建物も圧巻。
市場は早起き。午前4時にはもう煌々と明かりがつき、売る人買う人、フォークリフトや軽トラが行き交う。6時にもなるとピークはすぎる。
もやし専門のお店・バナナ専門のお店・輸入果物専門のお店・・・・。
輸入果物専門店では「シトラス3兄弟」っていう言葉を教えていただいた。(オレンジ・グレープフルーツ・レモンだそうな・・・・)
バナナ専門店には、年中14度ぐらいに保つ倉庫がある。
1日に100〜150位焼くという卵焼きはふわふわ!!一つ100円で普通の人でも買える。(ただし、7時頃まで、業務用が主なので売り切れる場合も・・・)
現在は野菜や果物が多いが、昔は魚屋さんも多かったという。今では2軒しか残っていない。
かつお節屋さんの前に来ると、ふわ〜〜っと香りがやってくる。昔ながらの機械がもちろん現役。
午前4時から約2時間。
JR西宮駅のすぐ西に広がる卸売市場にも白々と朝が来た!
西宮の食を支える西宮市地方卸売市場の朝は元気!!
朝の卸売市場の動画はこちらから⇒
普段午後には眠りにつく市場が、今日だけは特別!!
今日、2015年10月24日(土)は午後から「西宮市地方卸売市場の秋祭り」
普段、踏み入れるチャンスのない市場で、市場の玉子焼きやかつお節の実演販売、野菜の販売などの他、綿菓子やフリマなどお楽しみがいっぱい!!
東口バルとセットでぐるりと一回りするのも面白い!!