編集部|J について

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。 日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

「みちのく だんわ室」の活動をされている神戸の団体の報告です。

暮らしサポート隊の石東です。
気持ちのいい秋晴れがつづいています。10月16日に「10月のみちのく だんわ室」を開催しました。
神戸の山と海が一望できる、神戸市役所24階の展望喫茶
「UCCカフェコンフォート」を借り切りました。
参加者は16家族・39人に、スタッフ10人+外部サポーター
6人です。みちのくだんわ室は、回をかさねるごとに、
「100人家族の共同の居間」のような和やかな雰囲気を醸し
だしてきました。参加者登録数は100余名になりました。☆ 「11月のみちのく だんわ室」は、11月19日に、晩秋の
しあわせの村でバーベキュー集いの予定です。

2011.10.21.
石東直子<VZZ10701@nifty.com>

 

みちのく談話室のホームページはこちらから⇒

 

お問い合わせは上記団体に直接お問い合わせくださいね。

 

みちのく 談話室<暮らしサポート隊の活動>

3.11以降、こちらへ避難されて来たご家族へのサポートの活動を続けておられる
暮らしサポート隊から、今月の活動報告が届きました。

みなさんのお近くに、避難されて来た方をご存知の方には
こんな活動もある事を教えてあげて下さいね!!
そして、活動に参加したい方は、直接団体にご連絡下さい。

************

今日は大震災から半年になります。そして、NYの9.11から10年目になります。

昨日も今日と同じ、大晴天に恵まれて、暮らしサポート隊の9月のみちのく だんわ室は淡路景観園芸学校へバスツアーしました。

前日、当日のドタキャンが少しありましたが、19家族45人の参加者に暮らしサポ隊スタッフ11人が明石海峡大橋を渡り、淡路景観園芸学校の園芸療法士スタッフさんたちに迎えられて、子どもは思い切り跳びはね楽しみ、大人は広大なみどり緑した空間に包まれて、癒しの時を満喫しました。

参加者19家族の出身県は、福島県―14、宮城県―3、岩手県―2です。10歳未満の子どもが18人で、大人が27人です。

全員集合写真を見てください。

暮らしサポート隊の詳しい事はこちらから見て下さいね!!

10月8日 映画「エクレール お菓子放浪記」自主上映

この映画で震災前の東北の美しい風景をみてください!!
入場料の一部が震災復興支援に使われます。

昨年の秋、西宮流が『映画・阪急電車』の撮影に関わっている頃に
「エクレール・お菓子放浪記」は石巻を中心に東北で撮影されていました。
『映画・阪急電車』は、その後順調にロングラン映画となっていますが
「エクレール・お菓子放浪記」は3/10の東京での完成試写会のあと
東日本大震災で仙台の試写会を始め、東北での上映が頓挫しました。

映画の風景となった喜びやエキストラとなった喜びを肌で感じてきた西宮流は
この映画を皆さんと一緒に鑑賞ることで、震災で失われた風景に想いを寄せ、
復興への更なる力となることを願って上映会を企画しました。

そして、この自主上映の企画にはたくさんの方々が応援してくださっています。
上記、チケット販売マップにあるように、
市内各所の和洋菓子店や喫茶店、企業、神社などなど
さまざまな場所で前売りチケットをおいていただいています。
また、上映当日には
スイーツ学の専攻もある大手前大学の学生さんが焼いたクッキーを
なんと、各上映回で、先着100名の方々にプレゼント していただけます。
この映画のロケ地となった石巻に想いを寄せ
少しでも、現地に支援が届くようにと皆さんが力を寄せてくださっています。

主人公のアキオが渡し船に乗るシーンに出てくる
石巻の北上川河口の美しい葦原も津波で殆どがなくなり、
アキオが旅回り一座の一員となって出入りする「岡田劇場」も地震で崩壊しました。

「エクレール・お菓子放浪記」は戦前~戦後の東京での物語ですが、
宮城県を中心とした東北に当時の風景を求めて作られた映画です。
映画の中では西條八十の名曲「お菓子と娘」が象徴的に使われていますが、
お菓子が紡ぐ希望の物語です。

この映画の入場料の一部は
「エクレール・お菓子放浪記」製作と上映を支える宮城県民の会を通して
石巻を中心に被災地で役立てていただけます。

10月8日(土)フレンテホール(JR西宮駅前 フレンテ西宮5F)で上映!!
①10:30〜   ②13:00〜  ③15:30〜
前売り券:1000円
当日券: 1500円(一般) 1000円(60歳以上シニア) 500円(小中高生)

 前売り券取り扱い場所はこちら⇒

出演:吉井一肇(新人)、早織、遠藤憲一、高橋惠子、林隆三、いしだあゆみ
原作:西村滋
監督:近藤明男
上映時間:1時間45分

映画の公式サイトはこちら⇒

<追記>
10月8日にフレンテホールで上映会を行いました。
多くの皆様に支えられ、大成功に終わりました。
たくさんの方々から「いい映画だったね・・・」と感想をいただき
当日会場に設置した募金箱には、82053円ものお気持ちをいただきました。
西宮で活動しているNPO法人・災害救援ボランティアネットワークに全額寄付させていただきました。
この団体は、震災後何度も宮城県野田村に足を運び支援されています。
また、紀伊半島の水害の現場にも行かれています。
きっと、有効に使っていただけると思います。

大手前大学の皆様をはじめ、チケットの販売に協力いただきましたたくさんの皆様
そして、チケットをかってくださった600人の皆様
本当にありがとうございました。
あの日映画を見た気持ちを忘れず、
これからも被災地へ想いを寄せていきたいと思います。

                西宮流編集室一同

 

 

 

 

自ら活動を!!『べこっこMAMA』

長田区の鉄人28号広場のビアガーデンで、
「べこっこMaMa」と名付けられた東北物産の屋台を出店。
東北被災地から神戸に避難して来ている幼児連れママたちのお店です。

12日は、
若い元気な声にお店は繁盛し売り切れ商品も出ていました。

ママたちは、神戸で子育て支援などに取り組んでいる「神
戸ポケットnet」の集いで知り合った6人で、
支援を受けるだけでなく、自立に向けて活動をしていこうと、
「べこっこMaMa」をつくりました。
そしてこの出店は、「NPO法人ママの働き方応援隊」の
はぁとプロジェクトの企画です。

「同じ境遇の人たちがたまたま神戸の地で知り合い、支援さ
れる側から一歩踏み出して、避難先から故郷の被災地へ
元気を送りたい、被災地の力になりたい」とのことです。

暮らしサポート隊の皆さんの様々な活動が
こうして前向きな新しい一歩へと続いているようです。

身近な方々のサポートの動きがいろいろ広がっています。
あなたも、こんな活動を身近なかたにお届け下さいね。