ミルクボランティア

小さな命を救う西宮の取り組み・ミルクボランティア

街かど小ネタ

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平成12年度に保健所が西宮市の管轄になった後、動物に関する業務全般を、西宮市が行うこととなり「動物管理センター」として鳴尾浜に独立した建物ができたのが平成16年度。

昔は、野良犬を見かけることもあったが、その数はどんどん減少し、今では野良犬はほとんどいなくなっているが、猫の方は年間100匹ほどが引き取りされるという。

動物管理センターの大きな役割は「狂犬病予防」と「動物の愛護管理」。
保護した犬や猫の新しい飼い主さんへの譲渡や、野良猫の不妊・去勢手術等を行っているが、まだミルクしか飲めない小さな赤ちゃん子猫を殺処分にしないために平成30年度から「ミルクボランティア事業」が始まっている。

ミルクしか飲めない、生まれたてのほんの小さな子猫を市民のボランティアが離乳するまでの期間だけ、次の新しい飼い主さんが育てやすいように愛情をこめて育てているのがミルクボランティア。
現在、市内で11人ほどが「ミルクボランティア」として登録されているという。

ミルクボランティアのKさんご夫婦にお聞きしました。
<ボランティアのきっかけは??>
娘が一人っ子なので、何かペットを飼ってみようかな・・・と考えていた時に、市政ニュースでこのボランティアを知りました。
授乳期だけのボランティアという事で最初は少し不安もありましたが、応募してみました。
まだ始めたばかりですが、小学生の娘への素晴らしい大きな影響も感じています。
<いつから??これまでに何匹ぐらい??>
2019年から始めました。
猫は春と秋に出産するので、これまで3回で8匹お預かりしました。
みんな幸せな生活を送ってくれています。
<大変なこと、楽しいこといろいろあったと思うのですが??>
何しろ生まれたての小さな命なので、最初の時は本当にいろいろ心配で、すぐに管理センターに電話して助言をいただきました。
親身に助言いただけるので本当に安心でした。
最初は3~4時間おきぐらいの授乳です。それも親から離れてすぐなので哺乳瓶のゴムを嫌がったり、ウンチがうまく出せなかったり・・・。
大変なこともありますが、それを超えて小さな命が育っていくことを見守れる幸せは言い表せません。
ペットショップに居る子たちは、すべて食事ができるような大きさになった子たちなので、この小さな猫ちゃんと触れ合えるのは、本当に貴重な体験です。
<必ず別れがついて回ることになりますが??>
私たちは、次の里親さんの手にバトンをつなげられるように、人と一緒にいることが大好きな子に育てます。
人前でおなかを出して寝れるような、人に対して絶対的な安心感を持っている子たちに育てています。
別れがさみしいこともありますが、新しい飼い主さんが喜んでくださる姿を見るとそれ以上にうれしくなります。
<新しく始めようかと思っている方へのアドバイスは??>
大変なこともありますが、この月齢の子にはふつう触れ合えませんし、本当に命を感じられます。
ゲージやミルクなどの物資はすべて支給していただけますし、病気もきちんと動物管理センターの方で見てくださいます。
猫は一度に5~6匹生まれますので、ぜひ兄弟一緒に引き取ってみてください。ミルクを与えている間にみるみる成長し、兄弟でじゃれあって大きくなっていくので複数を預かる方が楽だと思います。


ミルクボランティアの手で育てられた子猫は、ボランティアさんからの発信や市が開く譲渡会などで新しい飼い主を探す。
飼える環境とか、猫と飼い主の相性、先にその家にいるペットとの相性などを見るトライアルの時期も経て、新しい飼い主の手に渡っていく。

譲渡会は、平日の午前9時から午後5時30分の間で、動物管理センターで行っている。
(希望する犬猫を、後日、職員が自宅へ連れて行き、体験飼育後、正式に譲渡となる。)
また、譲渡の機会を増やすために休日にも不定期に開催されている。

次の休日譲渡会
日時:令和2年11月28日(土曜日)午前10時~午後3時
申し込み:11月20日(金曜日)まで
必ず 譲渡会の説明を読んでこちらからお申し込みください>>

ミルクボランティア希望の方、不妊去勢手術の助成、保護犬猫の譲渡などに関しては、西宮市動物管理センターまでお気軽にご相談ください。
電話番号:0798-81-1220

著者 : 編集部|J

投稿日時 : 2020-11-16 16:51:08

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