6月26日(土)10:30~11:00 放送(78.7MHz)
6月27日(日)17:30~18:00 再放送の、おはなしのひと時は、壺井栄作「二十四の瞳」の十三回目です。前回のお話では、先生が戻ってきたと思った子供たちに大歓迎で迎えられた大石先生でしたが、お別れで、女の子たちは、大泣きをしました。浜で唱歌を歌ってみんなでお別れをすることになり、一年生を先頭に、舟で帰る先生を送って浜まで行きます。今日はその続きです。
昭和3年、舞台は小豆島の分教場、新任の大石先生とその時小学校一年生だった12人の子供たちが主人公です。自転車に乗って洋服で通う大石先生は、岬の村では、なかなか受けいれてもらえませんでした。台風のあくる日に子供たちが作った落し穴でアキレス腱をけがした先生に会いに、子供たちは8キロの道を歩きました。