さくらFM毎月第4土曜日10:30~のなばなネットワーク「おはなしのひととき」は、織田作之助の短編を読んでいます。まずは「蛍」大阪弁での朗読に挑戦です(^.^)v
”おださく”といえば「夫婦善哉」が有名ですが、味わい深い短編があるので、大阪弁で読むほうがその雰囲気が伝わる気がして大阪弁で読むことにしたのですが、お聞きの皆様はいかがでしょうか?
蛍の二回目、両親を早く失って彦根の伯父に引き取られ、そして十八歳で伏見の船宿の「寺田屋」へ嫁ぎますが、婿の伊助は頼りなく、継母のお定が中風になり、小姑の椙は芝居通い。一人で船宿を切り回すことになるります。椙がいなくなり、軒下に置き去りにされた赤ん坊を光となずけて育てますが、四年後には、自分の子ども千代も生まれます。そして七年臥せった姑がなくなり、寺田屋は、やっと夫婦二人のものになります。
お話は伏見が舞台。この寺田屋は、そうです!あの寺田屋です。次回もお楽しみに!