毎月第4土曜日10:30~のなばなネットワーク「おはなしのひととき」では、太宰治作 お伽草子から「カチカチ山」のお話を読んでいます。 「カチカチ山」の2回目のお話は、 みなさんおなじみの場面。背負った柴に火をつけられる狸です。「変な音がするね。なんだろう。お前にも、聞こえないか?なんだか、カチ、カチ、と音がする。」「当たり前じゃないの?ここは、カチカチ山だもの。」ウサギの復讐その一です。
実は、西宮にも「たぬき汁を食べた人の話」というのが伝えられていて、何人かの若者が狸を捕まえてたぬき汁にして食べたところ、一人の若者の家が火事になります。神さんに聞いてみると、悪いことをしていないのに煙攻めにされてたぬき汁にされた狸の怒りだというのです。そこで狸のお宮を作ってお祀りしました。越木岩神社にあるオウサキ稲荷がそうだということです。