10月21日(土):古代の高貴な色~ムラサキ染再現実験の成果報告会~大手前大学さくら夙川キャンパス

古代に最も高貴な色とされた「ムラサキ」。
大手前大学夙川キャンパスでは、染色工芸家と史学研究所の異色のコラボで、その技術の復元に挑戦!

古代の高貴な色を求めての活動の成果報告会が下記のとおり行われる。
申し込みは不要!!

【日  時】2023年10月21日(土) 13:30~15:30 ※開場 13:00
【開催場所】大手前大学さくら夙川キャンパス A44教室
【参加費】 無料
【申 込】不要、直接会場へお越しください。
【問い合わせ先】 大手前大学史学研究所 E-mail:shigaku★otemae.ac.jp

8月26日土曜日には、子供向けのワークショップ「ワクワク子ども大学 染色教室」が大盛況で開催されたようだが、その時の今福教授のコメントもご参考に!!
「古代の紫再現実験は2か年計画で、今年は旧丹波小学校のグランドで今福ゼミの4年生と卒業生が中心となり、地元のボランティア団体のご協力で採集した椿500kgを二日間かけて灰にしました。その灰で、古代ではアルミ媒染をします。
8月26日土曜日わくわく子ども大学では、参加者52名の前で、学生たちが中心となり、再現実験の椿の灰によるアルミ媒染を実施しました。そのあと、参加した34名の子どもたちが植物染料を使って、丹後ちりめんの絞り染めを体験しました。とても美しく染まり、子どもたちはとても楽しんでいました。3,4年生のゼミの学生たちが実験の説明、絞り染めの説明、そして、子どもたちへ染色の指導を行い、学生たちにとっても大変有意義な学びの場となりました。
平安時代の文献延喜式には、丹後国から絹織物貢納の記述があります。このことより、丹後の絹織物はとても古い歴史がある重要な産業であることがわかります。古代の最も高貴な色「紫」も丹後の生地を使って染められたかもしれません。大手前大学の染色工芸ゼミでは、2017年から始めた丹後ちりめん活性化プロジェクトの一環として、京丹後の子どもたちや皆さんに、丹後絹の歴史的な重要性や素晴らしさを伝えることを目的に、2か年計画で今回のイベントを企画しました。来年度は古代の紫色を子どもたちと一緒に再現します。」

投稿日時 : 2023-09-11 11:34:46

更新日時 : 2023-10-11 12:00:45

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
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