西宮市在住、宮っこの磯見仁月氏のコミック「傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン」3巻が7月9日に発売されている。
今回の内容は、18世紀フランス革命前夜の頃の物語。
平民の出ながら、ヴェルサイユ宮殿で貴族以上の権勢を誇っていた『仕立て屋』のローズ・ベルタンが主役。
王妃マリー・アントワネットの寵愛を受けながら、革命の波にのまれていったファッションデザイナーの祖と称される人物の物語。
2017年には、西宮の風景をふんだんに描き込んだ青春野球グラフィティの『ナックルダウン』>>で楽しませていただいた。
そんな磯見仁月氏の話題の最新作は、マリーアントワネット時代のパリが舞台。
国会図書館の本や資料を最大限活用して、時代背景を確認しながら書き進めると言うコミックを読むと、改めてその時代の歴史も知りたくなる。
そんな読者心に寄り添って、ジュンク堂書店西宮店ではその時代の歴史やファッションなどの関連書籍も集めた特設コーナーができており、仕立て中のドレスをイメージしたトルソーが盛り上げている。