読書週間にあわせてまちなかのスペースに小さな出張図書館出現!!『にしのみやポップアップライブラリー』

1947年から始まった読書週間!!
毎年10月27日〜11月9日となっているが、その期間に合わせて『にしのみやポップアップライブラリー』が開催される。

10月27日〜11月9日『にしのみやポップアップライブラリー』開催

読書週間にあわせてまちなかのスペースに小さな出張図書館をつくることで、本や図書館に親しみを持つきっかけをつくるとともに、西宮市が目指す「市民と共に創る新中央図書館」を実現するための小さな社会実験として、10月27日〜11月9日『にしのみやポップアップライブラリー』が開催される。

期間中は、阪神西宮駅・市役所本庁舎周辺のお店やまちなかのスペースにリンゴ箱ひと箱の小さな出張図書館があらわれる。
カフェや図書館や消防署、花屋さんなどに置かれた木のリンゴ箱には、図書館司書さん達によって設置するお店に合わせて選ばれた本が並ぶ。

今年の読書週間は、リンゴ箱巡りをしてみよう♪♪

西宮神社えびす信仰資料展示室のライブラリーライブラリー
開催場所所在
大垣花店〒662-0915 西宮市馬場町5-7 メゾンKATO 1F
大手前大学・大手前短期大学図書館〒662-8552 西宮市御茶家所町6-42
SOCIALSQUARE西宮店〒662-0857 西宮市中前田町1-27 ラビットビル 1F・3F
たねとしずくライブラリー〒662-0918 西宮市六湛寺町12-5
だがしやあつし移動販売
西宮市西宮消防署〒663-8241 西宮市津門大塚町1-32
西宮市立中央図書館〒662-0944 西宮市川添町15-26
西宮神社えびす信仰資料展示室〒662-0974 西宮市社家町1-17
82cafe(ハニーカフェ)〒662-0911 西宮市池田町5-3 西宮地方卸売市場内
Heal Soul Brewery〒662-0914 西宮市本町5-9
無印良品500エビスタ西宮〒662-0973 西宮市田中町1-6 エビスタ西宮 2F
ゆげ焙煎所本店〒662-0854 西宮市櫨塚町3-10 西宝ビル 1F
wine&space Puzzle.H〒662-0975 西宮市市庭町5-21 zero ichiniwa 1F
各店舗によって営業時間などは変わるのでご注意!!

西宮情報発信スペース・クリエートにしのみや(ららぽーと甲子園2F)も、『にしのみやポップアップライブラリー』に参加!!

市のサイトはこちらから➡

阪神西宮駅の北側に移転が決まっている中央図書館

現在、香櫨園駅の南・川添町にある中央図書館が、阪神西宮駅の北側に移転することが発表されている。
今の、阪神バスの車庫がある場所に移転する。

この辺りに新しい図書館ができる

早ければ令和12年に移転されるが、それに向けて新しい図書館のあり方などを検討するために様々なワークショップが開催されたりもしている。
中央図書館についてのパブリックコメントの結果はこちらから➡

阪神西宮駅のすぐ北側という便利な場所にできる図書館が、様々な年代の市民にとって活用しやすい場所になり、文教住宅都市の市民の読書量アップにもつながればいいですね!!

活字離れが叫ばれている日本の現状

読書習慣についての文化庁の調査では、本を「読まない」と答えた人が6割余りにのぼり大人の読書離れが浮き彫りとなっている。
ただその一方で、子どもたちの読書量は増加傾向にあるという調査結果もあるという。
参考:令和5年度「国語に関する世論調査」の結果の概要(4.5MB)

<2023年6月の全国学校図書館協議会の調査>
▼小学生の平均は12.6冊/一ヵ月。10年前の2013年の10.1冊と比べると2冊余り増え増加傾向。
▼中学生は平均5.5冊/一ヵ月。10年前の4.1冊から1冊余り増え、1954年に調査を開始してから最も多い。
▼高校生については、平均1.9冊/一ヵ月で、ほぼ横ばい。

この結果については『乳幼児期からの読み聞かせや読書体験など』『お気に入りの本の魅力をゲーム感覚で言い合う書評合戦、ビブリオバトルなどの取り組み』などが効果を上げている可能性が指摘されているようだ。

やはり、何か工夫しながらイベントなどを企画していくことが有効なようだ♪♪

GfKジャパンの「読書頻度に関するグローバル調査」2021年をみると、「毎日またはほぼ毎日読書を読む人の割合」は、調査対象の17か国中、日本は15位だった。

まちの本屋さんがどんどん潰れていくのが日本の現状だが、私たち一人一人がそのことについて、もっと危機感を持たねばならないと自身の反省も込めて書いている。

民間でも『まちライブラリー』の活動場所が市内11か所に!!

今回、西宮市が社会実験として開催する『にしのみやポップアップライブラリー』に似た活動が2011年から全国で展開されてきている。
礒井純充氏が提唱して始まった『まちライブラリー』活動がそれだ。

『まちライブラリー』とは・・・(公式サイト➡より)
いつでも誰でもどこでも始めることができる、「本」を通じて「人」と出会うまちの図書館です。
個人や団体が、自宅や店舗、病院、学校などの一角に本棚を設置して本の貸し借りなどを行う場として全国に広がり、今では図書館や公共施設、商業施設、サービス付き高齢者住宅などにも広がっています。

ららぽーと甲子園の2Fにある「西宮市情報発信スペース・クリエートにしのみやは、西宮市内では一番早く2015年から『まちライブラリー』の一角があり、貸し出しはしていないが「西宮に関する書籍や資料」が充実している。

クリエートにしのみやの「まちライブラリー」コーナー
西宮ゆかりの小説や歴史資料なども多い

今では、西宮市内に全部で11か所の「まちライブラリー」が登録されている。
また、まちライブラリーとして登録まではしていないが、同じような活動をされているお店や個人もある。

西宮市が社会実験として行っている今回の取り組みが、今後は民間の活動とも一緒になって大きなムーブメントとして発展していくことを期待したい。

西宮市内の11か所の「まちライブラリー」➡
<注>上記サイトでは「まちライブラリー@クリエートにしのみや」が休館中となっていますが、2024年7月4日から再稼働しています!!

投稿日時 : 2024-10-25 19:25:48

更新日時 : 2024-11-01 17:21:35

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

西宮流のメールマガジン 購読無料

西宮流のメールマガジン

新着・おすすめ記事や
プレゼント情報が届きます。
ぜひご登録くださいね。

» メルマガ登録の説明

こちらの記事もおすすめです