2月10日(土)、白鹿記念酒造博物館で開催されている「節句の人形」展を見に行ってきました。
博物館で紹介されているパンフレットには以下のように紹介されています。
「子どもの健やかな成長や幸せを願って飾られる雛人形と五月人形。西宮の酒造家である辰馬家で祝い飾られてきた雛人形と端午の飾りを展示いたします。
一体の人形が7㎝前後で十五人揃いの「二寸雛人形」や、細部にわたり金具や刺繍が施された「飾り具足」など、京都の人形司・大木平藏の見事な技術が間近にご覧いただけます。
春をさきがける人形展、小さな中にも贅を尽くした姿と合わせて、季節の日本画をお楽しみください。」
沢山の人形を見ていると本当に心が安らぐ気がします。また人形は一体ごとに顔や表情が異なり、作者はどのような気持ちを込めて製作したのか?、興味深々です。立ってみるのではなく人形の目線で鑑賞すると表情が良く伺えます。
博物館では同時に「お酒の容器クロニクル」展も開催されています。
お酒の容器も時代と共に色々と工夫されていて、興味が尽きません。
江戸時代には杉を用いた樽材が多く用いられ、樽廻船によって大消費地の江戸に大量に送られました。また戦後には飲用に便利で適したワンカップが開発され、多くの容器が開発されています。
笹部桜資料室では「櫻男交友録」が同時開催されています。
「生涯を日本古来の山桜・里桜の保護育成に捧げた笹部新太郎氏は、桜のことに一心に取り組む一方で、政財界から文化人まで様々な交友関係を築いていました。
今回の展示では、笹部氏と様々な人物の交流について、書簡を中心として、交流の中で贈られた物や写真資料からご紹介します。」
掲載した写真はいずれも白鹿記念酒造博物館さんから提供していただきました。
有難うございました。
特別展の開催は3月7日までです。是非一度訪問されて鑑賞されることをお勧めします。