4月24日(土)10:30~11:00 放送(78.7MHz)
4月25日(日)17:30~18:00 再放送の、おはなしのひと時は、壺井栄作「二十四の瞳」の十一回目です。前回のお話では、分教場を休んでいる先生に会たくて、子供たちは一本松までの8キロの道を歩いて、つらかったですが、やっと先生に会えて、大喜びでした。そして帰りは、船で。心配した家族も最後は、大笑いで、先生の株もあがりました。一方、校長先生からは、本校へ戻るように言われますが、子供たちと離れがたい先生は、少しもうれしくなく、お礼の言葉は出てきません。
昭和3年、舞台は小豆島の分教場、新任の大石先生とその時小学校一年生だった12人の子供たちが主人公です。自転車に乗って洋服で通う大石先生は、岬の村では、なかなか受けいれてもらえません。台風のあくる日に、子供たちが作った落し穴でアキレス腱をけがしてしまいました。