今日は絵本にしてみませんか?

子供たちだけでなくみんなが楽しめる絵本。お聞きの皆さんにこんなお話いかがですか?という絵本を、番組の中でご紹介しています。

11月の絵本は、冨山房発行、オー・ヘンリー文、リスベート・ツヴェルガー絵、矢川澄子訳の「賢者のおくりもの」です。

題名の「賢者のおくりもの」というのは、幼子イエスが生まれてきたときの東方の三博士の贈り物を意味します。まさにクリスマスのプレゼントですが、このお話は、ジムとデラの若い夫婦の愛情物語です。

クリスマスを前に、夫のジムは、長い髪を結ったデラを飾る髪飾りを、妻のデラはジムが大事にしている祖父から譲り受けた金時計の鎖をと、お互いのプレゼントを考えますが、貧しい二人には、余裕がありません。そんな二人のクリスマスの夜がやってきました・・・というこのお話。図書館にありますので、ぜひお読みになってみてください。