「おはなしのひととき」は、中勘介、鳥の物語より「雁の話」の2回目です。
前回のお話では、最後になった群れがいよいよ旅立とうと用意をしているところへ、妙な杖を持ったおじいさん、尊大な言葉つきのおじいさん(主人公です)が、急な寒さに凍えそうになったところを小屋まで連れて帰って、ひと心地ついたところで終わりました。24日は、その続きです。
一番始めがこの「雁の話」で十二の鳥のお話があります。夙川沿いでおなじみの鳩、声だけ聞こえる鶯、長らくみませんがひばり、そして冬に群れでくるイカルなどの鳥が語るお話があって、どの作品も面白いのでしばらくはこの鳥の物語をお聞きいただこうかと思っています。