子供たちだけでなくみんなが楽しめる絵本。お聞きの皆さんにこんなお話いかがですか?という絵本を、番組の中でご紹介しています。今月は、講談社発行、佐野洋子作、絵の「100万回生きたねこ」です。
表紙の猫の絵、エメラルド色の緑の目がきりっと。ページをめくるとサファイア色の青い目、力があります。トラ猫です。お話は、100万回生きた、つまり死んでまた生きたというオスのトラ猫が主人公で、100万回生きて、死んで、やっとたどり着いた自分の猫人生を生きるのです。何かにつけて話題になるのでご存じの方も多いと思います。
この主人公のトラ猫の人生と比べて、さて私たちは納得の人生を歩んでいるんでしょうか?という、そんなメッセージが私たちに届けられています。子供たちと読んでくださいね。