子供たちだけでなくみんなが楽しめる絵本。お聞きの皆さんにこんなお話いかがですか?という絵本を、番組の中でご紹介しています。今月は、講談社発行、村上春樹文、佐々木マキ絵「羊男のクリスマス」です。今年は羊年だし、今年のクリスマスでしょう~なんて思ったのですが、村上春樹さん、16年のアンデルセン文学賞が決まって、ちょっとタイムリーでした。佐々木マキさんは、知ってる人は大好きなイラストレーターで、ご紹介したい絵本もたくさんあります。そんな二人のコラボな一冊。
お話は、羊男がクリスマスのための音楽を作曲してほしいと頼まれたとあころから始まります。でも4カ月前になっても出来上がりません。そこで羊博士に助けてもらうのですが、穴の開いたドーナツの呪い。呪いを解くために穴を掘ってそこに落っこちなさいというのです。奇妙な羊世界ですが、いつまでも平和で幸せでありますように!夢なのか本当なのか?